MFT2018準備

MakerFaire東京2018まで3週間を切りました。
昨年は色々あって出展も見学もできませんでしたが今回は2年振りに出展を予定しています。なので色々な事がやりかけですが、MFTの準備も進めねばなりません。

と言っても今回特に目新しい出展物は無いのです。本当はモーションフライトシミュレータを持っていきたいところですが、これを熊本から東京に運ぶにはかなりの費用がかかりそうです。そこで1/5スケールのミニチュア版を作成してみました。

このなの・・・

MotionSimMiniture1

モーションシミュレータの1/5模型

ちなみに実物はこれ・・・

RudderPedal2nd_4

モーションシミュレータ実物。
(場所を取るので殆ど稼働していません)

リニアアクチュエータは3個100円で買ったRE140サイズのモーターを、ギヤで減速して3mmの全ネジ棒を回転させてアルミパイプ内に仕込んだ長ナットを上下に動かす仕組みです。
モータードライバは使い慣れたTA7291Pを使います。TA7291PのデーターシートにはPWMで速度制御可能とは書かれておらず、本来はVref端子の電圧で速度制御をすべきですが、そうするとモーションシミュレータ用のスケッチがそのまま使えないのでVrefは固定にして無理やりロジック入力からPWM信号を入れて速度制御しています。

角度の検出は元のモーションシミュレータの方式そのままに6軸ジャイロモジュール(GY-521)の加速度データだけを使って傾きを検出します。

ところが動作させてみると、モーター動作中にArduinoがダンマリ状態になります。どこで固まるのかを調べていくと、どうやらI2Cでセンサーの角度を取りに行った時に固まる模様。
これ、心当たりがあります。モーションシミュレータ製作の時にも書きましたが5VのArduinoUNOと3.3Vの6軸ジャイロモジュールをそのまま接続したのが怪しいです。マージンが無いながらも規定の電圧レベルには入るのでモーションシミュレータでは問題なく使っていましたが、模型用モーターが近くで回ると誤動作する様です。

3.3Vセンサーを直結できないのが何か悔しいのでモーター配線の根本に付けるコンデンサを大きくしたり、I2C信号をシールド線に替えたり、色々と試しましたが改善しません。結局、秋月電子から出ているI2C用レベル変換モジュール(AE-FXMA2102)を間に挟むと一発で収まりました(ちょっと負けた気分)。

レベル変換ICを取付けた図・・・

MotionSimMiniture2

GY-521センサー+I2Cレベル変換モジュール

 

その他、今年のMFT出展予定物で今までと微妙に違うところ・・・

フライトヨークのレバーが1本→3本になったとか、

YOKEの3本レバー

3本レバー化

 

ラダーペダルがリニアガイドを使ったリッチな仕様(と言っても中華製激安リニアガイドですが)になったとか・・・
(ワイヤーリンケージ部分を踏まれると困るのでアクリルカバーを製作中)

ラダーペダル

ラダーペダルにアクリルカバーを取付ける予定。

また一昨年はOpenStick基板の販売とかやってみましたが、今年は販売予定はありません(販売する場合はコマーシャルMakerとして登録するので出展料が必要になったり色々と大変なのです)。

という事で以前来て頂いた方には変り映えしないかもしれませんが、MFT2018に来られる際はほいほい堂ブースに是非お立ち寄りくださいませ。
(今年は息子も近くのブースでの出展を予定しております。ちょっと心配ですが)

TWE-Liteプロポ化計画

久々にMONOワイヤレスのページを見たらTWE-Liteの電波強力版である”RED”というのが出ていました。最大3Kmぐらい届くとの事。これなら空ものラジコンでも全く問題なく飛ばせそうです(実際は私が飛ばすものなんて100m程しか離れないんですけどね)。
そこでTWE-Liteを使ってラジコンプロポの代りにならないか試してみたくなりました。

なおTWE-Liteとは、当初は東京コスモス電機でしたが今はそこから分離したMONOワイヤレスが出している無線モジュールです。

こんなの・・・

TWEpropo_1

TWE-Lite(下) とTWE-Lite DIP(上)

TWE-Liteは内蔵マイコンのプログラムを書き換える事ができるので、MONOワイヤレス社からは色々な用途のプログラムをダウンロードできる様になっています。この中にはラジコン用のアプリもあるのですが、ラジコンカーを前提にされたもので、そのままで飛行機やマルチコプターを制御するのには向きません。

これを何とかして受信側TWE-LiteからS-BUS信号を出せれば小さなマルチコプターぐらい飛ばせるんじゃないかと考えています。するとフタバとかの立派なプロポを使わなくても済むし、またフライトヨークやラダーペダルで操縦したり、ちょっと夢が広がるじゃないですか

で、試してみる事にします。でもいきなり高出力版のREDを買うのもなんなので、まずは手持ちの通常出力版(こちらはBLUEという名前になったらしい)で試します。
まず送信側のTWE-Liteにはボリューム4個+スイッチ4個を付けて状態を発信します。この部分は「OpenStick無線化実験」の時のプログラムをほぼ流用です。
これを受けて受信側TWE-LiteがS-BUS信号を生成してフライトコントローラ(F3EVO)に入れるという計画です。

という事で早速プログラムを書いてデバッグです。受信側TWE-Liteが出すS-BUS信号を先日作成したS-BUS信号解読機(ArduinoMEGA256)に入力してデバッグを開始したのですが・・・受信機のデバッグ以前にS-BUS解読機側のスケッチがミスっていたのを発見。修正しました。

~~修正版S-BUS解読スケッチ(11bitデータに並び替える部分のミス修正)~~

int count;
long interval;
void setup() {
 Serial.begin(115200); // Terminal
 Serial1.begin(100000,SERIAL_8E2); // S-BUS
 count=0;
}

void loop() {
 int data[26];
 int val[19];
 int i;
 if (Serial1.available() > 0) {
 data[count]=Serial1.read();
 interval=millis();
 count++;
 }
 if ((interval+4 < millis()) && (0 < count) ) {
  count=0;

  val[0] =((data[1] & 0xff)<<0) + ((data[2] & 0x07)<<8);
  val[1] =((data[2] & 0xf8)>>3) + ((data[3] & 0x3f)<<5);
  val[2] =((data[3] & 0xc0)>>6) + ((data[4] & 0xff)<<2) + ((data[5] & 0x01)<<10);
  val[3] =((data[5] & 0xfe)>>1) + ((data[6] & 0x0f)<<7);
  val[4] =((data[6] & 0xf0)>>4) + ((data[7] & 0x7f)<<4);
  val[5] =((data[7] & 0x80)>>7) + ((data[8] & 0xff)<<1) + ((data[9] & 0x03) <<9);
  val[6] =((data[9] & 0xfc)>>2) + ((data[10] & 0x1f)<<6);
  val[7] =((data[10] & 0xe0)>>5) + ((data[11] & 0xff)<<3);
  val[8] =((data[12] & 0xff)<<0) + ((data[13] & 0x07)<<8);
  val[9] =((data[13] & 0xf8)>>3) + ((data[14] & 0x3f)<<5);
  val[10]=((data[14] & 0xc0)>>6) + ((data[15] & 0xff)<<2) + ((data[16] & 0x01)<<10);
  val[11]=((data[16] & 0xfe)>>1) + ((data[17] & 0x0f)<<7);
  val[12]=((data[17] & 0xf0)>>4) + ((data[18] & 0x7f)<<4);
  val[13]=((data[18] & 0x80)>>7) + ((data[19] & 0xff)<<1) + ((data[20] & 0x03) <<9);
  val[14]=((data[20] & 0xfc)>>2) + ((data[21] & 0x1f)<<6);
  val[15]=((data[21] & 0xe0)>>5) + ((data[22] & 0xff)<<3);
  val[16] = (data[23] & 0x1) ? 0x7ff : 0 ;
  val[17] = (data[23] & 0x2) ? 0x7ff : 0 ;
  val[18] = (data[23] & 0x8) ? 0x7ff : 0 ; // Failsafe
  for (i=0 ; i<19; i++ ) {
   Serial.print(val[i],DEC);
   Serial.print(F(" "));
  }
  Serial.print(F("\n"));
 }
}

 

大体動作がOKになったところでフライトコントローラ’F3EVO’に接続してみます。
フライトコントローラはUSBでPCに接続しておき、設定ソフト ’CleanFlight’ の ’Receiver‘ タブ使うと送信機の操作に合わせて信号が変化するのが確認できました。

CleanFlight

CleanFlightで受信機の信号をモニター中。

 

ここまではTWE-LiteのDIPタイプをブレッドボードに載せて試していました。
大体イケてるっぽいので次は表面実装版のTWE-Liteモジュールを使い、実際に機体に載せる基板を作ります。

いつもの様にKicadでパターンを書いてガーバーデータを出力して・・・

TWEpropo-Rxガーバー

Kicadで出力したパターン

 

でもウチのCNCの精度でこのパターンそのままでは削れる気がしません。そこでガーバーデータの座標値をテキストエディタで抜き出してJw-cadに読み込ませ、これを下書きにしてカットする部分を手書きしていきました。
こうしてカットラインの間隔を極力広いパターンに作り変えます。

TWEpropo-Rx Cutpattern

ピンク色がガーバーから抜き出した下書き。
黒線が手書きのカットライン。

そして切削。

TWEropo-Rx

切削完了。

と、軽く書きましたが何だかんだで失敗しながら3回切削しました。
チップ抵抗、チップコンデンサを1608サイズにしたのも失敗で、ルーペを見て汗をかきながらハンダ付けを行いました。
そして実装したのがこれ。

TWEpropo

クワッドコプターと接続したところ。
まだ受信機は固定していません。

次は送信機を作っていきたいと思います。

レーザー加工機の冷却水~不凍液投入~

先日水冷システムを変更したレーザー加工機ですが、冷却液には水道水をそのまま使っていました。今は5月なので凍結の心配はありませんが、その前にカビやコケが生えると嫌なので、ちゃんとした冷却液に入れ替えます。

冷却液には何を入れようかとネットで調べると、自動車用でよく使われているエチレングリコールというのは毒性があるそうなので漏れた時が嫌で使いたくありません。グリセリン系というのもあり無害でそのまま下水に流せるそうですが粘性が高いとの事。

このあたり素人で良くわかりませんが、プロピレングリコール系というのが毒性が低いとの事なのでこれを買ってみました。カビやコケの防止効果があるかどうかはわかりませんが・・・。

water2_1

プロピレングリコール系冷却液”コガブラインPG40”。Amazonで¥923-

早速リザーバータンク(として使うペットボトル)に入れてみました。かき氷のイチゴシロップみたいでおいしそう。

water2_2

約2リットル投入。

で、接続してみます。

water2_3

全体がピンク色。

電動ポンプをONにしといて灯油ポンプでプライミングしてやると循環し始めます。
しかし水道水の時と比べて流量が明らかに減っています。やはりこれも粘度が高いのでしょうか?水流センサーも反応しません。

水流センサーの出力を見ると6.89Hzです。センサーは10Hz以上を流量有りと判定する様にプログラムしているのでこれでは反応せず、このままではコントローラーがレーザー発射を止めてしまいます。

Water2_3

水流センサーの出力

レーザー管にどれくらいの水を流す必要があるのか分かりませんが、今までフルパワーで動かしても特に水が温まる感じも無かったので、とりあえずこの流量でもいいんじゃないかと(ええかげんやなー)、センサー閾値の方を4Hzに落としました。

と、一旦これで良しとしたのですが、やはりちょっと不安なので冷却液に精製水を混ぜて濃度を下げる事にします。冷却液を500ml抜いて代りに精製水500mlを入れました。冷却液そのままだと凍結温度が-25℃ですが、さすがにそこまで冷える事は無いので多少薄くなっても大丈夫でしょう。

Water2_5

精製水500ml。
ドラグコスモスで¥98-で購入。割安な気がしましたが元は水ですもんね。

これで若干ですが流量が増えています。センサー出力も9Hzにアップ。

Water2_6

不凍液を薄めた後の水流センサー出力。約9Hzにアップ。

なおこの水流センサー(YF-S201)は以下の式で周波数が決まる仕様になっています。
 Frequency (Hz) = 7.5 * Flow rate (L/min)
という事は9Hzだと、9÷7.5=1.2L/minとなります。適正値が判りませんが少ない気もするので
温度に注意しながら使ってみます。

Water2_7

何だか、派手な色が入り混じっています。

インターホンの先にワイヤレスチャイムを取付ける。

わが家の玄関にはビデオタイプのインターホンが付いており、来客があるとリビングの親機でチャイムが鳴ります。

InterPhone1

PanasonicテレビドアホンVL-SV36KL

しかし工作部屋に籠って作業をしているとリビングでチャイムが鳴っても気づかない時があります。
これがAliexpressから待ち望んだ品の到着だったりすると、とっても悔しい思いをします。また巷で話題になっている再配送の増加にも繋がるので何とかしなければなりません。

そこでインターホンの取説を見ていると、親機に「A接点出力」なる端子がある事に気づきました。これはチャイムが鳴る時に30秒間ONになる接点との事で、恐らくリレーやスイッチでいう「A接点」と同じ意味だと思います。
試しにマルチメータで抵抗値を計りながら玄関ボタンを押してみると確かにその様な動作をしており、ここから何らかの方法で工作部屋まで伝えれば問題が解決しそうです。

InterPhone2

マニュアル抜粋1

InterPhone3

マニュアル抜粋2。「最小適用負荷:DC5V/1m」というのが少し気になりますが・・・。

 

そしてわが家のガラクタ箱にこんなのがあります。以前実家で使っていたワイヤレスの玄関チャイム。リフォームして不要になったのをもらっておきました。右側の小さい方が送信機、左の大きい方が受信機で、送信機の緑のボタンを押すと受信機のチャイムが鳴ります。

InterPhone4

ELPA ワイヤレスチャイム EWS-10

この緑ボタンの代りに先程の「A接点出力」を接続すれば工作部屋まで来客を知らせる事が出来る筈です。

という事で早速送信機を開けてみます。

InterPhone5

ボタン電池CR2032が入っていました。

更に開けていくと基板が出てきました。バネみたいなのはヘリカルホイップアンテナだと思われます。また各所にシリコーンのパッキンが入っているのは玄関に取付ける為の防水対策でしょう。

InterPhone6

基板登場

緑ボタンを外すとタクトスイッチが出てきました。ここにインターホン親機のA接点を接続すれば良いはず。

InterPhone6

目的地のタクトスイッチ登場

こんな感じでリード線を接続。ケースに穴をあけて引き出しました。

InterPhone7

タクトスイッチと並列にリード線を接続。

緑ボタンを載せます。リードにパッキンが当たるのでパッキンの一部を切り取りました。今後は室内で使うので防水性が落ちるのは問題ありません。

InterPhone8

再びボタンを取付けた図

ケースを組み立てなおして・・・
InterPhone9

テレビドアホン親機に接続します。

InterPhone10

赤/黒のリード線が「A接点出力」端子への接続です。

完成!

InterPhone11

ワイヤレスチャイムの送信機は両面テープで貼り付けました。

これでバッチリ。玄関でボタンを押すとリビングと共に工作部屋でもチャイムが鳴るようになりました。

取説に「最小適用負荷:DC5V/1mA」と書かれているのに対し送信機のタクトスイッチには3Vしか加わっていないのが少し気になっていましたが特に問題なく動作しています。

 

レーザー加工機の冷却水

最近、時々レーザー冷却用のポンプが止まります。
一旦回り始めたら途中で止まる事は無いのですが、何日か使用しなかった後、電源を入れても回り出さない時があるのです。その場合、ねじを外してインペラを手で回すとゴリゴリ感が取れて復活します。そろそろ限界かもしれません。

suirei1

今までのポンプ。
洗濯機の風呂水取り用です。

冷却水はこういうタンクに入れてあり、レーザーを使用する時はポンプを放り込んで回しています。因みにこのタンクは熊本地震の時、給水用としても活躍した物です。

Suirei2

水タンク

レーザーの使用が終わると毎回水を抜いています。自重で大体の水をタンクに戻した後、コーキング容器で作った水鉄砲を使ってパイプに残った水を吸い出しています。

Suirei3

パイプ内の水を吸出す為の水鉄砲

この水を抜く作業が結構面倒なのです。そこでこの機会に水冷システムを見直そうと思います。イメージしているのはぽんさんのレーザー加工機で、ポリタンクはやめて加工機に一体化した循環経路とし、トータルの水量を減らす代りにラジエターで冷却しようと思います。

で、ラジエターを購入。

ラジエター

たぶんPC水冷化用です。購入時は送料無料で¥1896-でした。

そしてポンプ。

ポンプ。

なに用か分かりません。
購入時は¥416-でした。

まずはこれらの動作確認です。水をこぼしても被害が少ない様、風呂場の脱衣所で試します。

ポンプ2

ポンプと仮の電源

Radiator2

ラジエター

リザーバタンク

仮のリザーブタンク

 

新たに購入したポンプは水中ポンプではないのでパイプの途中に取付ける形となります。
起動時、ポンプまで水が来ていない状態でも少しは吸い上げてくれるかと期待しましたが甘かった様で、全く吸い上げません。よって起動時は何とかして呼び水で満たしてやる必要がありますが、ペットボトルを上げたり下げたり、パイプをシゴいたりと色々やりましたが思った程簡単にはできません。ポンプまで水を送る為のポンプが必要になりそうです。

当初これを購入しようかとも考えましたが・・・

プライマーポンプ

ボートの船外エンジンで燃料を送るのに使うプライマーポンプ

もっと簡単に手に入るのがありました。
灯油ポンプです。これを使って電動ポンプまでの経路を水を満たしてやれば後は電動ポンプが流し続けてくれます。

灯油ポンプ

灯油ポンプ。

 

という事で、この方式でレーザー加工機に取付けたいと思います。
経路は下図の様にします。

水経路

冷却水経路

 

・・・さっそく取付けました。

LaserCoolingSystem

ファンのLEDが眩しく輝いています。このファンもぽんさんから頂いたものです。

LaserCoolingSystem2

灯油ポンプが顔を出しててちょっと変ですが・・・

水流センサー

センサーが水流を検出した証として緑色LEDが点灯しています。

現時点は普通の水道水を入れていますが、暫く使って水漏れが無い事を確認したら不凍液に替えようと思います。冬までには何カ月も猶予がありますが、その前にカビやコケが生えると嫌なのです。よって防カビ/コケ効果のある不凍液にしたいのですが何を入れるのがいいんでしょうね? 車の不凍液(エチレングリコール)は毒性があるらしいので漏れると嫌であまり使いたくありません。グリセリンタイプというのもあるそうですが、こちらは粘性が高いという話です。PC水冷用かな? もう少し調べてコケが生える前には交換しようと思います。

レーザーでハンコを製作する

訳あってハンコを製作する事にしました。
ゴム板をレーザーで彫るのが本筋だと思いますが、手元に無かったので杉(と思われる)板に彫ってみました。

まず適当なソフトで原版を描き、裏表を逆転させます。また彫る部分を黒、残す部分を白にします(一回失敗しました)。

そしてここに書いた方法でレーザー加工機をラスタースキャンさせます。この時レーザーパワーをどれくらいにするのが適当か分からなかったので、ちょっと強めかと思いましたが50%からやってみました。スキャン速度はF3000、解像度は288dpiです。

まず1回目・・・さすがレーザー、細かいところまで残っています。でもちょっと彫り過ぎました。3mm以上窪んでいるので細かいところ(濁点の部分とか)がすぐに折れそうです。

はんこ1

一回目

 

2回目。パワーを約25%に下げて再トライ。
深さ2.5mmでまだ彫りすぎです。

はんこ2

二回目

 

3回目。約10%パワーでやっと1mm強になりました。これくらいで良しとしましょう。
なお10%とはボリュームの目盛りでの10%です(この図のIN端子で制御)。レーザー管の定格は40Wなのでキチンと比例していれば4Wになりますが実際のところは分かりません。

はんこ3

3回目。既にインクを付けた写真しかありませんでした。

つまむところを付けて・・・

はんこ4

つまみ取付け。

 

押してみます。
ゴム版と違って綺麗に押すのが難しい気がします。
まあでも良しとしましょう。

はんこ5

押してみた。

 

ラズパイ上のPronterfaceをTT-SSHのフォワーディングを使ってWindowsPCに表示

先日から3Dプリンタ2号機にRaspberryPiを乗せ、Pronterfaceの画面をメインPC(Windows)に飛ばして使っています。Pronterface/X

ラズパイ上でPronterfaceはX-Windowのアプリケーションとして動作するので、Windows側ではX端末ソフトを動かせばネットワークを経由して表示できます。
メインPCには既にCygwinをインストールしてあるのでこれをX端末として使用しました。

で、今までこういう時はX端末を起動したローカルPC側で’xhost +’コマンドを実行し、リモートホスト側ではDISPLAY環境変数を設定した上でアプリケーションを起動するという手順を踏んでいました。昔ながらのやり方です。

‘xhost +’はあらゆるホストからの要求を受け入れて画面に表示してしまうのでセキュリティ上よろしくないのは分っていましたが、家の中で使うのなら大した問題はないだろう・・・と。

しかし今回TeratermのTT-SSHでフォワーディングを試したところ、単にセキュリティ的に安全というだけでなく手間が大きく省ける事を知りました。
比較するとこんな感じ。

Xforward

新しい方法も面倒がらず、何事も試してみるべきでした。

ハンズマン ガラクタ市2018春

半年毎の恒例ハンズマン ガラクタ市の季節がやってきました。
今回はカレンダーの都合なのか例年より2~3日早めの開催につき、春休みの息子も一緒に朝から参戦です。
今回も菊陽店に6:55頃に着いたら既にオープンしていました。

HANDSMAN2018spring1

やってきました。
既に駐車場は満車直前。結構離れた場所にしか停められませんでした。

で、早速ですが初日の朝に買ったもの・・・

HANDSMAN2018spring2

初日の朝買ったもの。

詳しく見ていくと・・・

まず8GB(Class10)のSDカードが350円。PCと3Dプリンタ間のデータ交換にピッタリです。
2.4AのUSB電源が180円。これならRaspberryPi3でもイケそうです(Pi2までしか持ってませんが)。
なぜか歯磨き(ガードハロー)は毎回65円で売られています。
HANDSMAN2018spring2

 

今回はアクリル板が大量に出ていました。3mm厚で180x320mmが250円。2mm厚のPET版が150円です。アクリルはレーザー加工に向いているので多く持っていると安心です。
HANDZMAN2018sprint4

 

そしてパーツケース。細かい部品が溢れてきたので整理に使います。
またマスキングテープも幾らあっても邪魔になりません。

HANDZMAN2018sprint5

初日の朝は以上ですが後から登場する商品もあるのでマメにチェックすると良いものをゲットできます。という事で夜の部です。

 

180円のマウス。RaspberryPiをイジる時にレーザー加工用PCからマウスを外して使うため息子から文句が出ていましたがこれで解消です。
それとソーラーecoカイロが200円。ソーラーで充電するカイロですがモバイルバッテリーとしても使えるというもの。これお買い得だと思います。

 

ソーラーecoカイロの中身です。変換コネクタも一通り入っており何かと使えそうです。また取説には廃棄時のバラし方まで書いてあり、さすがECOを謳うだけあります。
HANDZMAN2018sprint6

 

そしてナンダカンダで3度目の巡回です。通勤経路から少し回り道するだけなのでマメに行けるのです。イイデショ。

前日にはなかったクリヤのアクリル板2mm厚が250円。また2枚買ってしまいました。

HANDZMAN2018sprint7

ガラクタ市は4月9日(月)までです。あと1回ぐらいはチェックに行きたいと思います。

3Dプリンタ2号機~その8~

やっぱり二代目3Dプリンターにラズパイを取付けました。
初代RaspberryPiのModelBです。

3dp28_1

Raspberry Piをねじ止め。

ラズパイにモニターやキーボードは取付けていませんが、Xwindowの画面をメインPCに飛ばしPronterfaceを実行できます。
又はTeratermでログインしてPronsoleを使う事も。。。

フロントパネルにはラズパイ専用の電源スイッチとシャットダウンボタンを設置したのでLCDコントローラだけで動作させる場合にはラズパイ電源はOFFにできます。

3dp28_2

手持ちのスイッチを取付け。

なお特に対策をしなければラズパイ専用電源をOFFにしてもArduinoからの電圧でラズパイのLEDが点いてしまいます。正常動作する程の力はない様ですがArduino側のレギュレータに負荷が掛かりそうです。気持ち悪いのでUSBコネクタの+5V端子にカプトンテープを貼って絶縁するという、いい加減な対策をしました。

3dp28_3

USBコネクタの+5V端子を絶縁。

 

これで3Dプリンタ2号機は一旦完成とします(多分まだ何かやりますが)。

3dp28_4

3Dプリンタ2号機~その7~

前回の続きでpronsoleの中を調べています。まだよくわからない部分も多々あるのですが、まず1番の疑問としてGコードのロードになぜ時間がかかるのか、またどこにロードしているのかについては、どうやらPythonの配列に全てのコードを読み込んでいる様です。という事はメインメモリーに取り込んでいる事になります。但し時間がかかっているのは読み込みそのものではなく、その後にレイヤー数や実行時間を計算する部分の様です。という事は実行時間表示を諦めたらロードが早くなってサクサク動くんではないかと期待し、そのうち試してみたいと思います。

LCDコントローラ検討

そもそもは制御PCをどうするかという話でしたが、LCDコントロールパネル+SDカードでも良いんではないかという気がしてきました。これまた世の中では当たり前なのでしょうけどウチでは今までPC接続でしか動かした事が無かったんです(このあたりが世の中から周回遅れなのです)。

手持ちのLCDで丁度良いのがなく、Aliexpressをみたら¥1031-でこんなのがあったのでポチりました。ロータリーエンコーダやSDカードソケットまでついて送料無料です(今見たら若干値段が変っていましたが)。

そして随分と早く、9日間で到着。

3DP27_1

立派な箱に入って到着しました。

開封・・・

3DP27_2

中身一式。
ケーブルに加えRAMPSに挿す為の変換基板も付いています。

接続

早速接続します。配線は本体と変換基板をケーブルでつなぎ、変換基板をRAMPSに挿すだけです。
そしてMarlin側は次の4箇所のコメントを外しました。

#define REPRAP_DISCOUNT_FULL_GRAPHIC_SMART_CONTROLLER
       ←接続するコントローラのタイプが「Discount Full graphic controller」である事を示す。
#define REVERSE_ENCODER_DIRECTION     ←ロータリエンコーダの回転方向を逆にする。
#define SDSUPPORT             ←SDカードを使用可能にする。
#define LCD_LANGUAGE kana        ←表示をカナ表示にする。
#define INDIVIDUAL_AXIS_HOMING_MENU  ←各軸単独でHOMINGする為のメニューを追加する。

電源投入

そして電源を入れると・・・

3DP27_3

おお、灯いた。

事前の情報でSDカードに保存するGコードは8+3形式のファイル名でないとダメと聞いていたのでこの通りに作成し、余っていた128MBのSDカード(128GBではなく128MB)に入れてみましたが・・・ファイルを見つける事が出来ません。そこで8GBのSDHCに入れたところ問題なく読み出せました。今どき128MBは想定外なのでしょうか? ま、しかしこれで問題なくプリントできます。

取付け

本体に取付ける為、Thingiverseから適当なケースを落としてきてプリントしました。そしてケースに入れてねじ止めすると、画面の真ん中あたりの横一列に表示の欠損が発生しました。

3DP27_4

真ん中付近に横一列の表示欠けが出ました。

改めてケースから外してみると正常に表示できます。どうやらサイズギリギリにプリントしたケースに基板を押し込んだ為、応力が加わりディスプレイの配線が接触不良をおこしているのだと思います。 そこでケースを少し削って余裕を持たせたら正常に戻りました。

そして本体に取付け。
おー!いい感じです。

3DP27_5

本体に取付けたところ。

そして・・・

元々1号機があった場所に置いてみました。
手前からレーザー加工機、3Dプリンタ2号機、基板切削用CNCです。

3DP27_6

わが家の自作工作機器

結局のところ、まだRaspberry piは繋いでいません。
なんだかこのままSDカードだけでで行ってしまいそうです。