日本をぶらっと旅してきます。〜その9 自宅に到着〜

34日目(9/13)

今朝も朝露でテントはびしょ濡れでした。朝でも日によってはカラッとしている時もありますが、湿度とか寒暖差で決まるのでしょうか?

取り敢えず今回もテントは荷台に括り付けて走ります。

最初に向かうのは須佐ホルンフェルス。

砂岩とか泥岩がマグマで熱せられて性質が変わったのがホルンフェルスだそうです。
ここでは白い砂岩と黒い頁岩が交互に重なった崖が見られるのです。

駐車場に到着。ここから海に続く道を降りていきます。というか、既に道から見えていますね。

近づくと・・・ハッキリと白黒になっています…

ホルンフェルスという名前はこの岩を割るとツノの様な形に割れることからホルン(角)フェルス(石)という名前だそうです。多分この表面の事なのでしょう。

その後、角島大橋に向かいます。よくテレビで見るこんな橋ですね。

そして下関、およびその先の九州に向かって走ります。下関に近づくと遠くに九州がみえてきました。久しぶりですねぇ。

ところで関門橋は高速道路なので125ccのバイクは通れません。その代わりに関門トンネルなら通ることができます。通行料は20円。このトンネルから海底のそのまた下を通るのですね。

トンネルの中はえらく暑くて、35℃に近いんじゃないですかね。まあ時間が短いので絶えられますが。

そしてとうとう九州に戻ってきました。

ひと月ちょっと振りに九州上陸です。
しかしそろそろ夕方も近づいているので目星をつけていたキャンプ場に向かいます・・・と思ったのですが、もう一度ネットで調べると駐車場から30分ほど山を登らなければならない場所だそうです。それはちょっと厳しいですね。トンネル出口の近くなので一応見に行ったのですが、やはりその様なのでここは諦めます。

という事でほかのキャンプ場を調べたのですが、すぐ近くのところは一泊3500円との事。そうこうしている内に雨が降り出しました。天気予報を見ると翌日も降りそうなので今日はホテルに泊まる事にします。予約したのは行橋市の「ビジネス&サイクルホテル ベル」(一泊4500円)。キャンプで3500円、ホテルで4500円だったらホテルに泊まりますよね。
ホテルに向かう途中にハンズマンの看板が。ハンズマンは主に九州に展開するホームセンターなのです。戻ってきた感がありますねー。


そんな感じで「ビジネス&サイクルホテル ベル」に到着。こちらはサイクリスト歓迎の宿らしく、部屋の中に自転車を置くスペースもあったりします。

流石に125ccのバイクを部屋に置くのは無理ですが、玄関の軒の下に置かせていただきました。

35日目

予報通り朝から雨です。もうちょっとマシかと思っていましたが本格的に降っています。
特に長崎地方には線状降水帯ができて大雨になっているらしく、ならば反対側の大分方向を通って帰ろうと思います。距離的には真ん中の日田市を通っていくのが近いのですが、折角なので行きとは違う道を通りたいという考えもあるのです。

行橋から大分方向に走り、宇佐市で右に折れて安心院町から湯布院に向かいます。

途中、山の中で気づいたのですがガソリン残量計が空っぽなのです。朝の内に給油しようと思っていたのにすっかり忘れて安心院と湯布院の中間付近まで走ってしまいました。ここから湯布院までは20Kmちょっとあり、安心院に戻れば若干短い距離でガソリンスタンドにたどり着けます。
前に給油したのは今治市で しまなみ海道を渡る直前に満タンにしており、それから500Km以上走っています。なおこのバイクは計算上600Km弱の航続距離がありますが、広島の聖湖でキャンプした際、ガソリンコンロ用にざっと300mlほど抜いたんですよねー。戻るか進むか、ちょっと迷いました。
しかし最悪はガソリンコンロのタンクに500ml程度は入っているので、これをバイクに戻せば30Km弱は走れるはず。という事で先に進むことにしました。
結局のところガス欠もせずに湯布院に到着して給油。タンク容量10.8リットルに対し10.0リットル入りました。昨日300ml抜いたとすると残りは500ml。このバイクはやたら燃費が良くて60Km/l弱は走ります。よってあと30Km弱は走れたはず・・・だと思います(たぶん)。

まだ雨は止みませんがガソリン満タンなので安心して先に進みます。Googleナビはここからでも日田に向かうルートを示しますが、やまなみハイウェイ経由で阿蘇を通って帰ろっかなー。

と、九重のあたりは標高も高くなり、雨の中を走ると寒くなってきました。手足がしびれた頃に瀬の本レストハウスに到着。この頃には雨も止み、温かいものを食べて人心地が付きます。

ベンチで食べていると、どこかのオッサンが現れ、「どこからやってきた」とか、「ワシもバイク乗ってんねや」とか、この旅で何度となく交わした会話をして去っていきます。結構バイク乗りは多いですね。

雨も上がって路面も乾き始めました。だいぶ温まったので出発します。
引き続き やまなみハイウェイを進み、ミルクロードとの交差点で右折します。
この辺までくれば普段の行動範囲なのですが、なんとなく大観峰で止まって写真を撮りました。

大津町まで下り14時半頃、無事自宅に到着しました。

以上で一か月を超えるツーリングは一旦終了です。
日本一周という事ならば熊本の南側に行っていないですよね。このあと当初は沖縄を考えていましたが25時間も船に乗っても到着後に走れる範囲が限られているので躊躇しています。むしろ種子島とかロケット発射場もあっていいんじゃないかと考え中です。

日本をぶらっと旅してきます。〜その8〜

29日目、30日目と神戸の実家でゴロゴロしていました。

31日目(9/10)

神戸を出発し、和歌山からフェリーに乗って徳島に向かおうと思います。高速道路を走れるなら淡路島経由で渡れるのですが、125ccのバイクでは四国に渡る方法が限られるのです。
大阪は車が多くて抜けるのがなかなか大変です。まだまだ暑いですしね。


和歌山港に到着した時点で出港までに少し時間があったので昼食の後、近くのバイク店でエンジンオイルを交換してもらいました。熊本を出発してから6000Km以上走っており、そろそろ変えないとヤバいのです。抜いたオイルは真っ黒。バイク店の人に、もっと早く変えなきゃいかんと3度くらい言われてしまいました。

フェリーが出向すると淡路島を右手に見ながら進みます。淡路島の南端に沼島(ぬしま)という島がはっきりと見えました。

実はこの島は子供の頃の憧れの島なのでした。兵庫県にありながら、太平洋の潮が当たるので、イシダイが狙って釣れる(恐らく唯一の)ポイントだという事を本で読んだのです。まあ兵庫県にこだわらなければ色々あるんでしょうけどね。子供の頃は県を出るというだけで一大事だったのだと思います。

そして徳島港に近づくと天気が悪くなってきて雨が降り出しました。

予報では翌朝まで止まないとの事。船内から徳島のホテルを予約しました。

本日の宿は徳島のパレス21ホテル(4000円)です。

32日目

朝になっても雨が振り続いています。10時頃から止む予報でしたが、その前の9時頃には結構な量の雨が降るという事なので、その前に出発します。
予定では室戸岬を経由して高知を通って仁淀川を眺めるつもりでしたが、四国の南側は雨が多く、北側はそれほどでもないという予報につき、間を取って吉野川沿いに西に登っていきます。室戸岬は諦めて三好町あたりで良さそうであれば高知、無理そうなら愛媛方向に行こうと思います。

しかし吉野川も立派な川ですねぇ。

三好町まで来た所で晴れて日が出てきました。予報ではやはり高知方面は雨。ならば高知までは南下せずに仁淀町に向かおうと考えました。
R319→R32に入り、大歩危を越えてR439へ。その後大豊町を越えて仁淀町に向かいますが、途中でまた雨が強くなってきます。気温も23度まで下がり寒いのです。仁淀川源流部に来た頃には土砂降りになっており、もう少しで仁淀町というところで挫け、R494方向に曲がり西条を目指すことにしました。本当はもう少し仁淀川の下流側を見たかったのですが源流部でも良しとします。

途中の道の駅で温かいうどん定食を食べて温まります。そしたらこんな箸袋が・・・

西条市まで来た頃には雨はポツポツになっており、今治市に入った頃には止んでいました。

今夜は今治市の桜井海浜ふれあい広場キャンプ場に泊まることにします。

33日目

今朝は朝露でびしょ濡れでした。テントが乾かないのでサイドバッグには入れず、荷台に括って走ります。

今日はしまなみ海道を渡って本州に戻る予定なのです。しまなみ海道は高速道路と並んで自転車、歩行者、125cc以下の原付バイクが通る道も併設してあります。高速道路だと5000円程するそうですが、原付道路だと500円で済むのです。

渡る前に展望台から眺めます。

そして原付道へ。

結構幅が狭いところに対面通行で、対向車もよく通るので注意が必要です。

高速道路の方は今治から尾道までずっと高速ですが、原付道は島の中は普通の道路を通り、海を渡るときだけ橋の高さまで坂道を上って渡り終えたら降りてくるようになっています。

中には高速道路からは降りられないけど原付、自転車、歩行者のみ降りられる無人島があり、そこのキャンプ場は原付の聖地と呼ばれているそうです。

昨夜はここでキャンプすればよかったな。

また最初の島、大島には村上海賊ミュージアムというのがあるので見学してきました。

その後、橋に登って降りてを何度も繰り返し、やがて尾道に到着しました。

そこから西に向かって山あいの道を進み、今日は聖湖(ひじりこ)キャンプ場にテントを貼りました。ここに到着するまではものすごく田舎の山中な感じだったので寂れたキャンプ場かと思ったら結構な数のキャンパーかいる、不思議なキャンプ場です。

日本をぶらっと旅してきます。〜その7〜

27日目(9/6)

今日は今にも降り出しそうな天気です。ホテルを出て金沢駅にむかい、家に送るお土産を買った後、この柱?みたいなモニュメントをみて出発します。

行く先は福井県立恐竜博物館。

ですが途中で雨が降り出したのでカッパを着たとき、バイクの合鍵が行方不明になっていることに気づきました。晴れている時はソーラーLEDのキーホールダーが付いた鍵を使っていますか、このソーラーLEDが防水ではないので雨の日はキーホールダー無しの合鍵を使っているのです。

もしホテルに落としてきたのならまだ30分程で戻れるので電話してみましたが、部屋には残って無かったとのこと。荷物の何処かに紛れている事を期待して先に進みます。

道中は雨が強くなった上に山越えで、道端の気温表示か20度を示しており結構寒く、数日前までの連日猛暑日がウソの様です。

そしてやっとのことで恐竜博物館にたどり着きました。

まずは暖かいソースカツ丼でエネルギーをチャージします。その後2時間ほど見学して外を見ると、まだ降ってはいますが小降りにはなっている模様。ずっとここにいる訳にも行かないので出発して東尋坊を目指します。途中、丸岡郵便局でさきほど金沢駅で買ったお土産を家に送り、カッパをぬぎました。

東尋坊はテレビで見る通りの崖で、怖くてフチまでは行けません。

そしてこの頃から日が照りだし暑くなってきたので長居はせず、さっさとキャンプ場を探します。だいたいキャンプ場を選ぶ基準は価格です。無料〜1000円以下ならよし。だんだんとキャンプ場の名前で予想がつくようになってきました。XXオートキャンプ場とか、アルファベットの名前がつくキャンプ場は4000円以上する所が多く、県民のXXとか市民のXXとかいう名前、または単純に地名っぽい名前のキャンプ場は安い所が多い様です。今回は鮎川園地キャンプ場(800円)にテントを張りました。

ここで、先日JAXAで買ったステッカーが剥がれている事に気づきました。

剥がれる前

剥がれた後

くやしいです。

でも無くしたと思っていたバイクの合鍵はウエストバッグの奥底にありました。こっちはヨカッタ。

28日目

鮎川園地キャンプ場を出発して西に向かいます。越前海岸はこんな感じの岩場が延々と続きます。

小浜市で左に折れ山に向に入っていくと京都府の美山町に入ります。この辺りは関西に住んでいた頃はよく釣りに来たのです。懐かしい川を眺めながら進みます。

美山町はかやぶき屋根の家が多く残っており、最近はそれを全面に出して観光地となっています。

そして三田市に入ります。一時期ここに住んでいたのです。少し回り道をして昔住んでいた建物を見てから神戸に向かいます。

神戸には実家があるので、2〜3日のんびりしてから先に進むことにします。

日本をぶらっと旅してきます。〜その6〜

25日目(9/4)

上田市の市民の森キャンプ場の朝ですが、雨がパラついています。テントが濡れたままだと撤収やりにくいんですよね。テントは濡れたままなので普段だとサイドバッグに入れるところですが今日は荷台にくくりつけて走ります。

10時頃から雨があがるとの予報なので、それまでの間に洗濯しておこうと思います。コインランドリーで洗濯機に投入し、待ち時間に昨日のK氏にもう一度挨拶に行ったところ取りたてキュウリや信玄餅を頂いてきました。そして洗濯も終わり雨も上がった様なので出発します。

松本市に向かう途中で再び雨が。カッパを着て進みます。向かう所は糸魚川。
フォッサマグナミュージアムを見学し、そのすぐ横の美山公園キャンプ場にテントを張りました。

そしてこの近くにはヒスイ海岸とういうのがあります。糸魚川はヒスイの産地で海岸に流れ着くヒスイは誰が拾っても良いのです。

しかしこんな感じの海岸でヒスイをどうやって探せばよいのか・・・

という事で探したのですが・・・どれがヒスイかさっぱりわからず、結局それっぽい石をいくつか持って帰りました。そう簡単に見つかるものではないらしいので、多分これはヒスイではないです。

右上のは多分スプライトの瓶かと。

その後フォッサマグナパークという東西の地質の境界が露出した崖を見学して・・・

キャンプに戻りました。

26日目

糸魚川を出発して石川県方向に向います。途中でまた別の海岸でヒスイが拾える所があり、こちらでも2個程それっぽい石を拾ってきました。多分これもヒスイではないです。

次に親知らずという断崖を見学しました。ここは明治以前は交通の難所で、断崖ギリギリの海岸を波が引いたタイミングを見計らって渡ったそうです。

昔はこの波打ち際を歩いて渡ったそうな。こわっ

親知らずという名前はここを渡る時はたとえ親子であってもお互いを気にせずに渡る必要があったからとか、平氏のだれかが子供を波に拐われたからとか、諸説あるそうです。

しかしどうも自分の行くところはブラタモリの影響を強く受けている気がする・・・

その後、能登半島に入ると雨が強くなり、その後も降ったり止んだりの繰り返しでした。

白米千枚田を見て・・・

金沢に向かいました。その途中、雨がひどいのでどこか屋根のある所で一休みしたいなと思いながら赤神道の駅によってみると・・・

なんと、バイク専用の屋根付き駐輪場がありました。ありがたい。
この地域はライダー歓迎だそうで、バイク冒険家の風間深志氏が関与されているようです。どうりで・・・

途中、トトロ岩というのがありました。
目玉まで書いてあり、たしかにトトロです、

今日は天気も悪いので無理にキャンプはせず、金沢市のビジネスホテルに泊まることにします。

日本をぶらっと旅してきます。〜その5〜

21日目(8/31)

昨夜は仙台市内のビジネスホテルに泊まりました。ホテルだとテントはたたまなくていいし衣類は全部洗濯したし、充電する機器はすべて満タンだしバッチリです。

今日はまず、航空自衛隊の松島基地に向かいます。ここはあのブルーインパルスの本拠地なのですが、見学日でもないし何も見えないかもしれないけど、とにかく行ってみます。

で基地に近づくや戦闘機が何機も飛び回っています。多分F-2ですね。タッチアンドゴーを繰り返しており動画もとりましたがスマホから上げるのは大変なので静止画を・・・

格納庫前にはブルーインパルスのT-4も見えます。

その後は国道6号線を相馬市、南相馬市、浪江町、双葉町と、福島第一原発事故の影響が大きかったあたりを通過しました。すんなり通れるのか心配でしたが、国道は問題なく通れる様です、DASH村で有名な浪江町でも普通に道の駅があったりして一見問題はありません。しかし国道から外れるとどうなのかは分かりません。また福島第一原発の本当の近くは帰宅困難区域に門が閉ざしてあったり警官が監視していたりで、やはり今でも地元の方には影響が大きいのだと思います。
ただ通り過ぎる自分にとっては本当の苦労はわからす、むしろ震災後に作られたと思われる立派な道(たぶん防潮堤の役目も兼ねているのかも)が延々と続き、走りやすいと感じました。

本日は、いわき市の夏井川渓谷キャンプ場で宿泊します(ここは無料なのです)。

22日目

今日から9月、ここは東北だというのにまだまだ暑いです。

しかし今日はとうとう東北を離れて筑波に向かうのです。

目的はここ。JAXAを見学するのであります。

ISSにある日本実験モジュールきぼうの実物大モデル。

ステッカーも購入しました。

その後、牛久大仏をチラ見して、

成田の航空科学博物館を見学。

ところがこの時点で16時近くになっているのに今夜泊まる場所が決まっていません。近くのキャンプ場を調べたのですが料金が高かったり予約が面倒だったり。どうも都会の近くは難しいてすね。そんな状態で航空科学博物館を見てもあまりじっくりとはみられず、ここはぜひもう一度ゆっくり来たいと思います。

そして今夜のねぐらですが、キャンプ場は諦めて九十九里浜の海水浴場にテントを張りました。今年の海水浴シーズンは数日前に終了しているので人気は殆どなく、結構快適です。

23日目

今日は西に向かって走り、東京を横切ります。

進んていくとそのうち湾岸道路という道に入り、草刈正雄がハーレーで旅立つ映画があったなーとか、ディズニーリゾートには娘が来たいだろなーとか、そんな感じのよく聞く地名を通過します。

またMakerfaireで何度か来たビッグサイト前をバイクで通過するのも変な気分ですね。

しかしさすがに大都会、車がどんどん増え、信号待ちも増えて平均速度ガタ落ちです。

新宿あたりを過ぎると多少は車が減るのかと思ったら余計に増えてきて、止まっている時間のほうが長い状態に。そんなこんなでやってきたのが国立天文台。

こちらもテレビではよく見かけますが見学者は他におらず、仕事されている方も見学エリアにはおられず、ひっそりとしていました。また全体が森の中の様な環境です。

3D4Uという天体シミュレータがあるのですが事前に予約しておかないと見学できず、するとこういう歴史的な観測機器が主な見どころとなります。

天文台を出たあと南下して江の島付近の海沿いの道に出て右に折れ、伊豆半島方面に向かいます。

目的はここハトヤ。あの「伊東にゆくならハトヤ」のハトヤです。

お魚風呂というお風呂に入るのが目的です。お魚風呂というのは浴槽の前に水槽があってその中を魚が泳いでいるので、湯船に浸かりながら魚が泳ぐのを眺める事ができるのです。子供の頃、CMを見てスッゲーと思ったのを覚えており、料金2000円ですが入ってきます。

中の様子は写真を取る訳にもいかないのでリンクを貼り付けておきます

そして本日の宿ですが、この辺りのキャンプ場は4000円とか平気でするので伊東のライダーハウス「タカ」に泊まります。こちらはラーメン店の横にライダーハウスを併設してあるので夕食はラーメンを食べるのが手っ取り早いです。私が食べたメニュー名はマッハⅢ。カワサキの名車を元にしたネーミングで、他にもバイク由来のメニューがたくさんありました。

マッハⅢ

普通ライダーハウスは大勢で雑魚寝なのてすが、本日の利用は私だけにつき貸切り状態でした。ちゃんと屋根の下でに眠れるのにキャンプ場よりも安いのです。

ライダーハウス/ラーメン店のオーナーはYouTubeもされているのでリンクをはっておきます

24日目

伊東を出発してすぐに雨が降り出したのでカッパを着ます。札幌でバイク用カッパを買っておいてよかった。

伊豆市辺りまで走ると雨が止んだのでカッパを脱いだのだけれど、カッパの収納袋が見当たりません。たぶんカッパを着たときに仕舞い忘れたのだと思います。収納袋に入れるとコンパクトになるので結構気に入っていたんですけど。取りに戻るという選択子も頭をよぎりましたが往復2時間半もロスするし見つかる保証もないので諦めました。

気を取り直して先に進みます。富士市付近から富士川に沿って北上していきます。富士川と言うと電源周波数を50Hz/60Hzに分けているあの川てすね。流石に大きく立派な川で、かなり遡っても広い川幅を保っています。

その後ビーナスラインというライダーの聖地的な道を通り、上田市の市民の森キャンプ場にテントを張りました。

上田市には函館から大間に渡るフェリーで一緒になったK氏が住まれているので久々に再開(といってもたったの2週間ですが)して、大間以降の旅を報告し合いました。

日本をぶらっと旅してきます。〜その4〜

20日目(8/30)

にかほ市を出発して山形県に向かいます。鳥海山を左手に見ながら酒田市の手前で左折して最上川沿いを遡ります。しかし最上川って立派な川ですねー。五月雨を集めて流れているという話もありますが、かなり集めないとこれだけの水量にはならないでしょうね。

山形県に入り、まずは垂水遺跡というところに向かいました。特に有名かどうかは知らないのですが、ネットで見ていたら蜂の巣状の珍しい岩があるとの事です。で、現地に到着しましたが、特に観光客が多いというわけでもありません。とりあえずお寺から入って遺跡に向かうルートを歩きますが、これが結構な山道でした。今年は東北も異常な高温で、こんな日に山道を登っちゃいけませんよね。行き着いたところがこんな写真の岩。なんでしたっけあの、集合体恐怖症?の人には絶えられないのではないでしょうか?

遺跡という名前がついていますが縄文とかの古さではなく、むかし山伏が修行をした所の様です。

蜂の巣状の岩はなんでこんなになったのだろうと思いますが、熊本から遥々やってきて大汗書きながら見るほどの所かは微妙でした。

その後、瓜割石庭公園に向かいました。ここは高畠石という石を切り出していた跡だそうで、音の響きからコンサート等も開かれる所だそうです。

その後仙台市内のキャンプ場に向かいました。平日なので特に予約も不要だろうと向かったのですが、本日は工事をするという事で泊まれませんでした。時間も遅いので他の近場のキャンプ場数か所に電話したのですが、いずれも前日までに予約が必要との事です。今回の旅や熊本でも、このパターンはなかったですね。仙台は予約文化なのでしょうか?

もう時間も遅いのであまり離れたキャンプ場に行くと日が暮れてからテントを貼ることになり面倒です。そこで仙台市内のビジネスホテルを取りました。しかし都会だけあってバイクを置く場所に一苦労で、ホテルには置けず、教えてもらった駐車場に電話をしたらこちらも前日までに予約が必要との事。前日予約って仙台の文化なんですかね?

まあバイクを置く場所は何とか見つかり、コインランドリーで洗濯をして、今日は久々に布団で眠る事にします。

日本をぶらっと旅してきます。〜その3〜

6日目(8/16)

いよいよ北海道でのツーリングです。私は昔よく行っていた標茶町の多和平キャンプ場を目指して今日行けるところまで行きます。

息子はというと最北端である宗谷岬に行くというので、一旦別行動です。宗谷岬まではかなり遠く、息子の250ccのバイクと一緒に125ccで走るのは辛いのです。

とはいえ私の方も日高山脈を超えるので、無理せずゆっくり行こうと思います。

日高山脈超えの途中、霧が深いなと思っていたらいつの間にか雨になっており、カッパを着た時点で既に濡れていました。

峠を超えた清水町で昼食を取りますが、小雨が止みそうにないので足寄町に宿を予約しました。しかし足寄まで走る間に雨が強くなり、こんなのだったら清水町で泊まっておけばよかったと後悔しながらも足寄町に到着。

ケチってバイク用ではないカッパを使うとやっぱりダメですね。色んなところから染み込んで全身びしょ濡れです。何処かでバイク用カッパを調達したいのですが、北海道ではなかなか店がなく、札幌あたりに行くまで我慢するしかなさそうです。

しかし宿では洗濯機を貸してもらえたので衣類は全てリフレッシュできました。

7日目

朝まで雨でした。予報を見ると多和平付近は午後も降る様なので行先を変更して美幌のキャンプ場をめざします。息子とも美幌で合流することにしました。

途中で裏摩周天望に寄っても美幌のキャンプ場には午前中に着いたので、一旦サロマ湖まで足を伸ばして戻ってきたら、息子とほぼ同時到着でした。

8日目

雨も上がったし息子と共に多和平に移動します。美幌峠を越えて屈斜路湖沿いを走り弟子屈町のnicot(ホームセンター)にて息子のバイクから脱落したネジを補充したのち、昔よく釣りをした鐺別川の様子を見に行きました。しかし川の様子がかなり変わっており、あまり釣りができそうな感じではありません(以前あった河原が護岸されてなくなっているのです。)。

取り敢えず先に進んで多和平キャンプ場に到着です。ここは25年ほど前、毎年訪れていたキャンプ場なのです。

テントを張った後、釣り道具と風呂道具を持って再び弟子屈方向に向かいます。息子がフライで釣るところを見たいというので河原の広い鐺別川を考えていましたが先程見た通りイマイチっぽいので、道端の適当な川で釣って見る事にしました。ところが持ってきたウェーダー(川に入る為の腰まである長靴)の底のフェルトが一発で剥がれてしまいました。これも古いウェーダーだからなー。明日釣具屋で調達しようと思います。結局この日はチビヤマメを一匹釣ったあと、弟子屈町で風呂に入ってキャンプに戻りました。

9日目

私は暫く多和平にテントを張りっぱなしで釣りをするつもりですが、昨日壊れたウェーダーの調達と、その他の買い物も兼ねて釧路に買い物にでます。

しかし息子は先に帰るので今日ここを出発です。途中まで一緒に走り、磯分内で別れました。

買い物のあと、昨日イマイチに目えた鐺別川で釣ってみましたが、やっぱりイマイチな結果でした。

10日目

釣りに行ったらまたすぐに雨が降り出しました。この時カッパをキャンプに置いてきてしまったのでずぶ濡れでキャンプに帰り、その後も雨が止みそうもないので小雨の間に標茶町のコインランドリーまで洗濯に出かけました。

キャンプに戻る頃に雨が止んだので、昔よく釣った西別川の虹別町の下流がどうなっているか見て回った後、虹別で風呂に入ってキャンプに戻りました。

11日目

早起きして西別川に出かけます。昨日見て回ったのですが、結局は昔よく行ったポイントから川に入ります。でもこのあたりは樹木に囲まれた寂しいところを流れているので一人で奥まで進むのが不安なんですよね。若い頃は気にしてなかったんですが。適当なところで撤収します。

そして、そろそろ多和平を出ようと思います。清里町に行く途中にもいい川があったので、そっち方面を目指します。

途中、裏摩周の展望台を眺めた後、昔よかった川へ。しかしココもだいぶ変わっており、川に降りれそうにありません。流れ自体はいい感じなんですが。

この日は清里町のキャンプ場にテントを張りました。

で…

このあたりまで書いて、旅の日程に対しブログを書くペースが全く追いついていません。

ここからは訪れた場所と宿泊地程度を記載します。後日詳細を書き足すかもしれません(多分書かないでしょう)。

12日目

層雲峡を越えて比布のグリーンパーク比布キャンプ場に宿泊。

13日目

札幌できちんとしたパイク用のカッパを購入。この日の札幌は35℃を超える猛暑日だったらしく、熊本並みの暑さでした。

千歳市 泉沢自然の森キャンプ場に宿泊。

14日目

苫小牧のコインランドリーで洗濯。

苫小牧科学センターにてミールを見学。ミールはソビエト時代の宇宙ステーションで、実物の予備機が何故かここにあるのです。

室蘭の地球岬を見て(曇って見えなかった)、その後夕立ちに降られた。

有珠町 アルトリ岬キャンプ場に宿泊。

15日目

函館から大間に渡るが、時間があったので赤レンガ倉庫を見物(パイクからも降りずに見ただけ)。

大間に渡りフェリー港からすぐ近くの大間テントサイトに宿泊。

16日目

仏ヶ浦(観光船に乗った)をみた後、恐山に行った。

東北町 町営わかさぎ公園浜台キャンプ場に宿泊。

17日目

奥入瀬川支流で少しだけ釣りをした。昼近かったので全く釣れず暑さにも負けて1時間程で撤収。奥入瀬渓流沿いに十和田湖まで走ってから久慈に向かう。コインランドリーで洗濯。

久慈市 侍浜野営場に宿泊。

18日目

朝テントの骨を入れる袋が行方不明。かなり探したが出てこないので諦めた。

朝ドラあまちゃんのロケ地を見物。

釣りは北海道をメインに考えていたし、かなり荷物になるので釣り道具を盛岡駅前郵便局から送り返した。

仙北市 田沢湖キャンプ場に宿泊。

19日目

男鹿半島の入道崎を見た。

そして…

にかほ市、飛びのくずれキャンプ場で、これを書いています。

日本をぶらっと旅してきます。

会社を卒業したので暫くバイクで旅に出てきます。

2023年9月末で退職ですが、ほぼ全ての年休を使ったので盆休み前日を最終出勤日とし、その翌日から旅立ちました。
乗っていくのは例のCBF125T。中古で購入した中華製激安バイクです。

予定

まず熊本から新門司港まで走ってフェリーに乗り、神戸の実家で2泊した後、舞鶴からまたフェリーで小樽に渡ります。北海道までは大学生の息子が同行しますが、その後息子は先に帰り、私だけ日本列島をゆっくりと熊本まで戻ってくる予定です。

1日目

熊本の自宅から新門司港まで走りました。125CCは高速道路には乗れないので菊池市、日田市を経由するルートです。

途中の上津江村までは以前同僚だったF島さんが同行してくれました。

新門司港に到着。

そして阪九フェリー出港。

そして神戸に到着。

神戸では中学時代の友達(実に四十数年ぶりに再会)がライブハウスで演奏するというので聞きに行ったり、中学の同窓会に参加したりで実家に2泊しています。

これから舞鶴港に向かい、北海道行きのフェリーに乗るのですが台風7号が近づいているので欠航しないか心配なんですよねー。

ところでこの投稿、スマホだけで入力しているので、こちらもちょっと心配です。

CBF125T その3 旅仕様

引き続き激安中華バイクのCBF125Tを旅仕様にしていきます。
というのも近々ロングツーリングを目論んでいるのです。

サイドバッグガード

前回、古~いサイドバッグを取り付けた事を書きました。これで大体OKなのですが、バッグがリヤサスと擦れないか心配なのでガードを作ってみました。
6mmの鉄筋を曲げ、平板に溶接してネジ穴を開けています。

後ろ側のボルトは最初からキャリアについていた穴(何の為の穴か不明ですが)を利用できたのですが、
前側を取り付ける場所がなかったのでキャリアに平板を溶接しています。

これでバッグとショックが擦れる心配が無くなりました。

ホムセン箱

サイドバッグだけではロングツーリングの荷物は積みきれません。そのため昔は防水バッグを使っていましたが既に持って無いし(たぶんボロくなって捨てたのだと思う)、最近はショップでも見かけません。
ショップにはシートバッグというのが売られていますが結構なお値段がする上にバッグ自体は防水では無く、雨の日にはレインカバーを被せる必要があるみたいです。
そこでホームセンター(ナフコ)で収納箱を買ってきて荷締めベルトで縛ったらいい感じになりました(税込み2380円)。
どうやらロングツーリング界では「ホムセン箱」と称してメジャーな方法らしいです。

固定方法については皆さん色々と工夫されている様で、私もボルト止めにするか縛り付けるか、まだ迷っています。また箱の上にも荷物を積む為に、側面にUボルトを取り付けている例も多く、これは真似してみようと思います。

タンクバッグ

頻繁に取り出すものや貴重品はタンクバッグに入れておくと便利ですが、これも昔持っていたものは既にありません。で、初めてジモティーを利用して買ってみました。近くのスーパーの駐車場に受け取りに行くとやはりツーリングをされる方が出品されていたので30分程話し込んでしまいました。
このタンクバッグ、TANAXのMFK-027というモデルで2800円で新品同様でした。

全部搭載してみる

全部搭載するとこんな感じですね。
ハンドルにスマホとGoProも取り付けてみました。
前のオーナーがUSB電源を取り付けていたので走行中に充電もできます。

だいぶ完成形に近づいてきました。
20年以上前は長期連休の旅にツーリングに出かけていましたが久々の復活を目指しているのです。

CBF125T その2 サイドバッグ

前回の続き。格安で購入したCBF125Tでツーリングするため、サイドバッグを取り付けたいと思います。

これがウチにあるサイドバッグ。昔よくツーリングしていた頃のバッグで30年ぐらい前の物です。

これ、バッグそのものは今でもしっかりしているのですが、バイクに取り付けるためのベルトがありません。 メーカーに聞いても流石にこんな古いバッグ用のベルトは無いとの回答。
そうなると作るしかありません。

手芸店で30mm幅のベルトを買ってきて、適合するバックル(NiFCOSR30)も購入。大体こんな構造だったかなという記憶を基にミシンでカタカタやりました。
そして出来たのがこれ( 所々ミシン縫いを失敗して糸がグチャッとなってますが)。

ではバッグを取り付けてみます。

良さそうですね。

次、元々付いていたレインカバーは朽ち果て捨ててしまったので、こちらも何とかする必要があります。
またまた手芸店に出向いて薄手の防水生地を購入。
水を載せてみても大丈夫です。

ところでこのサイドバッグ、荷物が増えた時に容量を増やせる仕組みになっています。
大の状態と小の状態はこんな感じ・・・

という事は大/小両サイズに対応できる様、レインカバーは絶妙なサイズに作る必要があります。これは中々難しそう。そこで一旦適当な布で作ってみてOKになったところで本番生地で作り直しました。
縫い目の裏側にはシームテープを貼りたかったのですが手元にないので、端切れをテープ状に切って接着剤(GPクリア)で貼り付けました。

一応、この状態でシャワーを掛けても浸みこまなかったのでヨシとしましょう。

折角なのでこのサイドバッグを取り付けてツーリングしたいですね。近場に無料のキャンプ場があるので行ってみました。

こんな感じで走って行って・・・

キャンプしてきました。

関係ないけどテントも古く、フライシートのシームテープが劣化して剥がれてしまいました。今回雨は降らなかったので良かったのですが、これも何とかせねば。。。

でも久々のバイクキャンプ。いいですねぇ。