スクーター Dioチェスタ(AF34) のバッテリーがリークする

息子が古くてボロいスクーターを先輩から(ほぼタダで)買ってきました。
その先輩も誰かから貰ってかなり長い間放置していた様で、各所が錆びていたりマフラーに土蜂が巣を作っていたり、まあポンコツですが、単にイジりたいだけで買ってきたみたいです。

で、色々修理したり悪いパーツを交換して走れる様になり完成かと思ったのですが、新品バッテリーなのに数日止めておくと上がってしまうという問題が見つかりました。
充電はできており暫く走るとセルモーターを回せるだけの電力が溜まるのですが、数日乗らずに止めておくと上がってしまうのです。

なんかリークしているっぽいですね。

そこでキーOFF状態でのバッテリー電流を測ると14mAも流れています
バッテリー容量は3Ahなので単純計算だと9日間で空となる(実際にはもっと早くダメになるでしょう)のはちょっと流れ過ぎですね。

という事で調べていく

そもそもキーOFFなのにどこに流れているんだ?

サービスマニュアルや回路図を持っていないので、とりあえずキースイッチの周りを見ると下の写真の様に3本の配線が出ています。
(あとで気付くのですが、この配線に問題がありました。)

なおネットの情報によると、このDioチェスタというスクーターは初期の2ストローク時代と後期の4ストローク時代があり、今回のは2ストロークエンジンを積んだAF34型です。そしてAF34の中でもマイナーチェンジがされており、キーシリンダーから出ている配線が2本の物もある様ですが、今回のは3本のタイプです。

キースイッチを開けてみるとツェナーダイオードらしき部品が入っていました。”4″と書かれているので恐らく4Vのツェナーらしいですが、何のため?

判らなくなってきたのでキースイッチ回りの配線を図にしてみました。
(現物からテスターで辿った結果なので間違いがあるかもしれません。また発電コイル回りは他の機種の回路図を元に推定して書いた部分もあります。あとこのCDIは5ピンですが世の中には同じAF34でも4ピンタイプのCDIもある様です。)

しかし色々と謎があります。

・キーOFF時のピンク線には12Vが加わっている。
 OFFなのにCDIに12Vが入りっぱなしというのに違和感があります。

・キースイッチ内部の4Vツェナーダイオード
 何これ?

その他(なかなかバイクの電気系は興味深いのです)・・・

・CDIは直流12Vで動作する通称「バッテリー式」です。
 CDI内で昇圧し瞬間的にイグニッションコイルに電流を流します。
・灯火類は交流のまま使用する、古いカブ等と同様の方式です。
 この方式では電圧が上がりすぎない様にレギュレートレクチファイヤで過電圧を防いでいるのですが、電球とは並列にレギュレータが入っているんですね。という事はレギュレータにガバッと電流を流して電圧を下げるシャント方式なんでしょうか?

ツェナーの働き考察

キーONの時、12V電源はキースイッチ内のツェナーダイオードを経由してCDIのピンク線に繋がります。ピンク線はこの時約8Vになっていました(ツェナーで4V落としている)。
これはどうやら「直結防止」が目的みたいです。このCDIはピンク線が8V前後の時だけ動作する様になっているらしく、ピンク線に12Vを加えてもエンジンは掛からず、またピンク線を開放しても掛かりません。これによりバイク泥棒が電源とピンク線の間を直結してもエンジンは掛からない仕組みになっている様です。
・・・という事でこの部分はキーOFF時のリークとは直接関係なさそうです。

リーク原因調査

そして問題のキーOFF時のリークですが、12Vが印可されたピンク線からCDIに向かって14.5mAの電流が流れていました。
ではこのCDIに入った電流はどこから流れ出すのでしょう?CDIの各端子を測ると以下の通りで、赤黒線が主な出口となっている様です(GNDからも僅かに流れ出していますが)。

配線色機能電流(CDIに入る向きを+)
赤黒12V電源-13.5mA
ピンクON/OFF+14.5mA
青白タイミング0mA
黄黒スパークコイル0mA
GND-0.7mA
リーク電流はピンク線から入って赤黒線から流れ出している。

と、ここまで判ったけど、なぜ赤黒線から流れ出すのかが判りません。ならばと赤黒線とCDIの間にダイオードを入れて逆流を阻止してみたところ、当然ながら赤黒線への流れは止まりましたが、今度はGND端子から6.9mA流れ出す様になりました。(リークは半分にはなるけど・・・まだ変。)

うーん。謎。
キーOFF時にピンク線に12Vを加えるならCDI内でリークを食い止めて欲しい気がしますね。
やっぱりCDIが壊れてリークしているのか?
悩んだ末、ヤフオクで同じ型のCDIを購入してみることにしました。

そして到着したCDIを取り付けると・・・やっぱり14.5mA流れています!!なんでー?

もう一度落ち着いて考える。

そもそもキーOFFの時にピンク線に12V加わっているのが不自然ですよね。キーOFF時に切り離していればリークの心配なんて無くなる筈。そういう風に改造しようかと考えて・・・ここでふと気づきました。そもそも現状の配線が正しい保証はないし何か配線が間違ってんじゃね?・・・と。

そういう目で見ると付属の鍵も純正っぽくないです。なに?JINKUNって。誰?

更にネットで他の車体の画像を見るとキースイッチのコネクタはこんな1本ずつギボシや平端子で接続するのではなく、3本纏めたコネクタが繋がっています。
やっぱり過去にここをイジられているみたいですね。その時に間違った配線をされた可能性があります。

「多分こうだろう」という現時点の結論

元々の配線が間違っている可能性も踏まえ、どうすれば正常に動作するかを考えた結果、キースイッチへの接続が現状とは逆に、下図の赤・青で描いた様に接続するのが正しいのだとしたら理屈が合います。
これならキーOFF時はスイッチ内で切り離されていてリークする事もないし、ONの時はCDIに12V電源及びツェナー経由の8Vも加わります。
また直結されてもツェナーを経由しないので盗難防止機能も正常です。


上記配線になる様、ギボシと平端子を繋ぎ変えてみると、キーOFF時のリークは無くなり、ON時の動作も正常となりました。

反省

ジャンク同然で買ってきたバイクの配線が正常であるという前提で考えたのが失敗でしたね。
無駄にCDIを買ってしまったけど、むしろサービスマニュアルを買うべきだったかも。

上の配線で本当に正しいのか、正規の回路図で答え合わせをしたいので回路図をお持ちの方、ぜひ教えてください。

しかしCDIとかレギュレートレクチファイヤーとか、なんだかバイクの電装系を調べるのが楽しくなってきました。。。

CBF125T タコメーター故障&作成 ~その2 ステッピングモーター化~

先日液晶表示のタコメーターを作りましたが、液晶ディスプレイが小さいのと昼間はコントラストが低くて見づらかったのでステッピングモーターに置き換えて針を振らせてみました。

まず前回のタコメーターは下の状態。

反射光でもバックライトでも見えるというディスプレイですが、はやりちょっと見づらいのです。

今回のステッピングモーターについて

ステッピングモーターはAmazonで2個¥1940円で購入。
X27-168という型番で、CNCや3Dプリンタで使う様なヤツではなく、下の写真の様にメーター用の軽量のものです。

後ろ

このモーターはこちらのブログで紹介されていました
またデーターシートはここで発見しました

元々付いていた(壊れた)タコメーターと比べるとこんな感じ。電子回路が別に必要だとしてもかなり小さくて済みそうです。

ところでこのステッピングモーター、2相のバイポーラ動作ですがコイルの駆動が5V/20mAで済むのですね。
という事はAtmega328PのArduinoで直接駆動できます。改めてAtmega328Pの絶対最大定格を見たらI/Oピン電流は40mAと書かれています(20mAだと思ってたのでギリのつもりでしたが、実は結構余裕だったのね)。

また通常動作(マイクロステップ等にしない場合)では、1ステップで1/3度回るのでタコメーターの分解能としては十分です。

回路

回路的には先日作った液晶方式からディスプレイを取り外し、ステッピングモーターの配線4本をつないだだけ。
あ、あとパルスを割込みでカウントするため、入力ピンをD5→D2に変更しています(Atmega328PのArduinoで割込みを使うにはD2かD3に入れる必要があるので)。

取り付け

パネルへは新たな穴を開けて直接モーターを取り付けました。
不要になった穴は夜間に光が漏れそうなので裏からプラパテで埋めたのち、表から黒塗りしています。


取り付けにちょうど良いサイズのタッピングビスが手持ちになかったので、モーターの取り付け穴(元々Φ1.85)にタップを立ててM2ネジで取り付けました。

指針は元々付いていたものを使うのですが、軸の太さが元のメーターだと0.8mmに対し、今回のモーターは1mmと太くなります。
そこで指針の軸穴を0.95mmのドリルで拡大したら丁度良くなりました。
因みに0.95mmのドリルは写真のセットに含まれています(Tinyドローンの軸拡大にも時々0.95mmを使うので単品で買っておきたいのですが売っているのを見かけません。通販で買っとけばよいのですが)。

そして一通り接続したところ。。。

プログラム

前回はゲートタイム200mSでパルスをカウントしていましたが、低回転での分解能を改善するため1パルス毎に割込みをかけてArduinoのmicros()時刻からパルス間隔を測定しています。
モーターコイル2本のそれぞれ両端に加える電圧は以下の配列を用意しておき順次切替えています。

// 各ステップの端子状態
int coil1a[]={1,1,0,0,0,0};
int coil1b[]={0,0,0,1,1,0};
int coil2a[]={1,0,0,0,0,1};
int coil2b[]={0,0,1,1,0,0};

動作させてみる・・・

アイドリング時の振れが大きいです。
またキーをOFFした時に0rpmに戻らずその場で止まってしまうのがカッコ悪いですね。

対策

まず振れが大きい問題についてはソフト的にローパスフィルターの処理を強目にしました。

次にキーOFF時の動作ですが、OFFの瞬間に電源が切れてしまうと0に戻せないので、戻すまでの時間分の電力を貯めておく必要があります。なら電解コンデンサでしょうね。
ざっくり計算で10000μF程度をつけたいところですが手持ちにないし大きすぎるので試しに4700μFを、ArduinoNANOのレギュレータに供給している12VとGND間に付けてみました。
・・が、キーOFF時に0rpmには戻りませんね。
でもこれは想定内。単に12VとGND間にコンデンサを繋いだだけではコンデンサに貯めた電荷は車体側にも流れてしまうのであっという間に放電し、タコメーター側に供給する電力は僅かになってしまいます。
これを防ぐため、バイクから供給する12Vとタコメーターの間をダイオードで分離してみます。また電源ON時にガバッと流れるのがイヤなので抵抗とダイオードをパラにつないで下図の様に接続しました。

これでコンデンサの容量を替えて試したところ2200μFでOKですが1000μFだとダメ。よって少し余裕を持たせて3300μFを取り付けました(4700μFの方が安心ですが50V品で大きくてケースに入らないのです)。

実際の配線は下の様なのを作ってギボシ端子接続に割り込ませています。

コンデンサはテープで貼り付けました。この位置ならケース内に納まります。

もう一度動作確認・・・

指針の揺れがかなり納まり、キーOFF時に0rpmに戻る様になりました。
しかし実際に走ってみると、アクセルを開けている間だけまだ揺れがすこし大きいですね。
もう少しローパスフィルターを強めに効かせようと思いますが、またメーターを外すのが面倒なので次回バラす機会があればやろうと思います。

Arduinoのスケッチ

参考に今回のプログラムを載せておきます。

http://www.hoihoido.com/data/tachometerX27_2.zip

CBF125T タイヤ交換

長距離ツーリングから帰ってきたらタイヤの溝が無くなっていました。
特にリア側はヤバい状態でフロントもそろそろ変える方が良さそうです。

リア

フロント


そこでネットで探しましたが適合するサイズのタイヤがほぼ見つかりません。
CBF125Tのタイヤサイズはリア:80/90-16、フロント:80/100-18、どちらもチューブレスです。

このバイクはバイク館SOXというイエローハット系の会社が輸入販売しているので、SOX熊本店で聞いたところ、一応純正タイヤは入手できるという事です。ところがフロント2万数千円、リア3万数千円、加えて工賃が1万数千円という事で合計すると7万円を超える価格になってしまいます。
4万円で買ったバイクのタイヤを7万円で交換できないですよね。

結局リアはネット上で唯一このサイズが見つかったティムソンという中国メーカーのTS629というタイヤを注文しました。

一方フロント側の「80/100-18」は幅が80mm、扁平率が100%、リム径が18インチの意味で、この通りのタイヤはチューブタイプしか見つかりません。そこで旧規格の表示で調べるとDUNLOPのK527というモデルに3.00-18というサイズがありました。
3.00の部分はインチ表示なのでミリになおすと76.2mmでほぼ同じ。扁平率は表記に含まれませんが古いタイヤは大概90~100%程度だそうなのでこれも問題なし。
という事でこのK527 3.00-18を注文しました。

購入したタイヤ:
フロント:DUNLOP K527 3.00-18 ¥7,777- (Amazon)
リア  :TIMSUN TS529 100/90-16 ¥6,050- (Amazon)
合計:¥13,827-

ところでチューブレスタイヤを自力で交換した事がありません。たぶんチューブタイヤより硬くて力がいるんですよね。
昔乗っていたバイクは特に入手に困るサイズではなかったのでショップでタイヤ購入と同時に交換してもらっていましたが、今回はネット購入なので自力で取り付けるか、またはどこかに持ち込んで交換してもらう必要があります(義弟が車の修理工場をやっており4輪用のタイヤチェンジャーがあるので、自力で無理ならそれで何とかなるかもしれません)。

タイヤ到着後、とりあえずタイヤレバーを駆使して自力交換を試みたところ、(大汗かきながら)何とか交換ができました。

リア TIMSUN TS529(なんかオフロードタイヤの様に溝が深く感じる)

フロント DUNLOP K527

乗った感触は特に違和感を感じません(まあ限界走行する訳でもないので)。

LEDソーラーライト付きキーホールダー修理

バイクの鍵には写真の様なLEDソーラーライト付きのキーホールダーを取り付けていました。
5月に大阪日本橋の千石電商で買ったものです。

このキーホールダーは太陽光で充電し、ボタンを押すとLEDが光るもので、キャンプ等ちょっとした時に便利なのです。
しかし先日のツーリングで北海道に居る頃、ボタンを押していなくても薄く点灯する様になってしまいました。 昼でも夜でも薄く点きっぱなしですが、ボタンを押すと今まで通り明るく光るので使用上はあまり問題がありません。ただ薄く点いたままだとバッテリーが放電してしまうのが心配ですが、結局のところ熊本の自宅に着くまでこの状態を維持していました。
ツーリング中は毎日光が当たるので持ち堪えたのだと思います。

そして自宅に帰ってきたので机の上で修理を試みます。

バラすのは特に何という事もなく、ケースのつなぎ目にドライバーを突っ込んでこじると簡単に開きました。

現時点、まだ薄く光っています。

こんな構造です。思っていたより数段シンプルでした。

回路図にするとこんな感じ。
特に制御回路もなく、これだけで大丈夫なんですね。

スイッチのスプリング板はセロテープみたいなので止めてあり、テープを剥がすと電極上に錆びた様な箇所がありました。
コイツがリークしている様なので綺麗にしてやると・・・

正常に戻りました。
今後は雨に当てない様に気を付けて、まだまだ当面は使います。

防水にできないかな・・・

CBF125T タコメーター故障&作成

先日の長距離ツーリング中、岩手県のあたりでタコメーターが壊れました。
最初は指針の大きくブレているなと思っていたらだんだんと明らかに低い回転数を指す様になり、最終的には全く振れなくなりました。
まあ速度計の方は正常なので走るには問題なく、帰宅までこのままの状態だったので原因を調べてみます。

とにかくメーターを外してみます。

中身・・・

更にバラすと・・・

タコメーターは電気式で3本の電線が出ており、黒色が+12V。緑色がGND。黒/黄が信号線です。
黒が+12Vというのに違和感がありますが何故かそうなっています。

基板上にはBAK225というICが載っていて入力パルス数に応じてメーターを動かしている様です。
このあたりの事はこちらのブログが参考になりましたがICのデーターシートは見つかりませんでした。

まずは問題切り分けの為、車体側からタコメーター側に信号が来ていることを確かめます。
タコメーターを接続していないと0V付近のノイズっぽい信号しか見えず、タコメーターを接続すると下の波形が見えました。プルアップでも波形が出るのでオープンコレクタ出力かもしれません。

アイドリング時の波形。

何はともあれ車体から信号は出ているのでメーター側に問題がある様です。
ではメーター側を調べていきます。
後で組み立てる際に指針がずれない様1000rpmの位置にマジックで印をして・・・

取り外しました。

メーターコイルの配線をテスターで当たると導通がなく、どうやらコイルが切れている様です。
でも目で見る限り断線箇所は分かりません。

更にバラしている間にバネも歪んでしまい、もう正確なメーターに戻る気がしません。

さてどうしましょう。
CBF125T用として売られているメーターAssyは1万円くらいします。
同様のメーターがジャンクでないか、バイク基地(UPガレージ)を探したけど見当たらず・・・
市販の適当なメーターを取り付けるのも考えましたが元々がスピードメーターと一体のデザインなのでハンドル回りの納まりが不格好になりそうです。

まあタコメーターなので無くても走れないわけではありませんが、急坂をシフトダウンして上る時に回しすぎていないか気になります。

という事で、使えそうなメーターがみつかるまで、Arduino NANOでパルス数をカウントして手持ちのLCDに表示する事にします。

ざっとこんな回路で・・・

そしてプログラムの作成。
カウンターのライブラリはこちらで紹介されていたものを使用しました。
ゲートタイムを指定できるので200mSにしています。

スケッチ(参考)

下の様に取り付けました(やはり不格好ではあります)。

ところで車体から出ているパルスはエンジン1回転につきパルス1発なのでしょうか?
その前提でプログラムすると回転数が高すぎた表示をする様です。

そこでイグニッションコードに電線を巻いて取り出したノイズと見比べてみると・・・
黄色がイグニッションノイズ。水色が車体からタコメーターに送るパルス。
タコメーターパルス4発に対し一回イグニッションノイズが出ています。

ここでもう一つの疑問が・・・。イグニッションプラグは毎回転スパークするのでしょうか?それとも2回転に1回でしょうか?
4ストロークエンジンなので爆発は2回転に1回ですが、プラグは毎回スパークしているバイクも結構ある様です(点火タイミングを単純にクランク軸から取り出すとそうなる)。

どうやらCBF125Tではエンジンが1回転につきタコメーターパルス2発の前提で表示すれば正しい回転数になる様です。という事はプラグは2回転に1回スパークしているのかな?(タイミングはどこで検出しているのでしょう?)

動作中の動画

とりあえず回転数が分かる様にはなりましたがLCDが小さくてちょっと見づらいですね。
また、一応昼間は反射光、夜は透過光で視認できる仕様のLCDを使っていますが昼間はちょっと見づらいです。

調べていくとメーター表示用のステッピングモーターというのがAmazonでも入手できる様なので、これで指針を動かしてみるのも良いかもしれません。

日本をぶらっと旅してきます。〜番外編〜

走行距離・ガソリン使用量

8月11日に熊本を出発し、9月14日に戻るまでの走行距離は7092.3Km(メーター読み)でした。
また種子島編では705.1Kmを走行したので合計すると7797.4Kmとなります。

その間にガソリンを131.55リットル給油しています。この頃はガソリンが高騰しており、感覚的には平均185円程度だと思うのでガソリン代は約2万4千円となります。
また北回りと南回りの間の家にいる時に走った83.9Kmを含めて燃費を計算すると59.9Kmとなりました。ただしツーリング前後のタンク残量が同じと仮定した計算なので、種子島後の残量の方が少なく実際には58Km/l程度だと思います。

旅の間の37泊の宿泊先は次の通りでした。

キャンプ場    :21日
海水浴場でキャンプ: 1日
ホテル/旅館    : 7日
ライダーハウス  : 1日
船内       : 2日
実家       : 5日

走った経路を図にすると次の通りです。

青色が走行ルート、オレンジはフェリーの航路

落としたもの、無くしたもの

途中で色々と落としたり無くしたりしました。

テントのポールを入れる袋
岩手県久慈市の侍浜野営場にて、朝になって撤収しようとしたら無いことが判明。
前日設営時にテントを組み立てた後に張る場所を移動したのでその時落としたのかもしれない。夕方は風が強かったので飛ばされた可能性も高く、暫く探しても見つからないので諦めました。

収納袋がない・・・

タオル
にかほ市でキャンプした際、「絶景展望温泉 眺海の湯」でお風呂に入りました。この時脱衣所にタオルを忘れてきた様です。朝気づきましたが取りに行く程の立派なタオルでもないのでそのまま出発しました。

ツーリング用カッパの収納袋
伊東のライダーハウスを出発して10分たらずで雨が降り出しカッパを来たのですが、その後1.5時間程走って雨が止んだのでカッパを畳もうとしたら収納袋がありませんでした。札幌で新規購入したカッパのヤツです。いつもだと収納袋をポケットにしまうのですが慌ててカッパを着た時に仕舞い忘れたのだと思います。往復3時間かけて取りに戻ったとしても見つかる保証がないので諦めました。

買った直後のカッパ袋。テント内で撮ったため緑っぽいですが実際にはグレーです。

バイクの合鍵
金沢のホテルを出て30分程した時に雨が降り始めました。いつもカッパを着る際にはバイクの鍵もキーホールダー無しの合鍵に変更するのですが見当たりませんでした。ホテルに電話して部屋の中を探してもらいましたが見つからないとのこと。結局、これについてはその日の夜にテントの中でバッグの中身を全部出したら入っていたので、正確には無くしたものには含まれません。

JAXAで買ったステッカー
つくばのJAXAで買ったステッカーをホムセン箱に貼っていたのですが、気づくと無くなっていました。
直前に少し浮いていたのをこすって張り直したのですが、あの時接着剤で付け直しておけばよかった。

なくす前のステッカー(上側の丸いやつ)
種子島で買った別のステッカー

壊れたもの、消耗したもの

ソーラーライトのキーホールダー
バイクの鍵にはソーラーライトのキーホールダーをつけていました。テントを張った後に買い出しに行って戻ってみると日が暮れている事がありますが、バイクの鍵にソーラーライトが付いているとこういう場合に便利なのです。しかしこのソーラーライト、本来はボタンを押したときだけ光るものなのにボタンを押していなくても薄く光る様になってしまいました(ボタンを押した際は普段通りに強力に発光します)。
恐らく雨に打たれたのが原因だと思われ、この後、雨の日は確実にキーホールダー無しの合鍵に変更する様気を付けています。
常時薄く光っていると内部の電池が放電しつくしてしまうかなと心配しましたが、結局この状態で最後まで持ちこたえました。これについては帰宅後修理したので、その内容は後日投稿したいと思います。

テントの底のシームテープ
テントの底のシームテープが剝がれてきて、雨の日に浸水する様になりました。本来なら専用のシームテープで修理したいところですが応急処置として手持ちのアセテートテープ(通称:ドローンテープ)を縫い目に貼りました。このテープはベトつかず強力なのでドローンレース関係者がよく使います。
本当はテントの端から端まで貼りたかったのですがテープが足りないので特に酷いところだけ貼って何とか持ち応えました。

USBケーブル
最近のツーリングではスマホを始め、その他にも色々な機器を充電する必要があります。そこでバイクには(以前のオーナーが)USB電源を取り付けてあり、走りながら充電しているのですが、100均のUSBケーブルが接触不良となり、青森付近ではスマホもモバイルバッテリーも空に近づいて電力危機に陥りました。
まあスマホに挿したままでタンクバックに当ててコネクタを曲げてしまったり、雨の中でそのまま使ったりしたのがいけなかったのだと思います。東北町の「ホームセンターかんぶん」に寄るとL字のTypeCコネクタを備えたケーブルを見つけて交換し、その後は問題なく充電できています。またL字なのでコネクタを当てて曲げる事もなくなりました。

バイクのチェーン
長距離ツーリングの場合、途中でチェーンが伸びて張り直す必要があるのは覚悟していましたがレンチやチェーンルブを持ち運ぶのが嫌だったので持たずに出発しました。実際13日目にはチェーンが伸びてしまったので千歳市のバイク店で張り直してもらいましたが、チェーンルブ塗布も含めて2000円を要しました。
しかし19日目の秋田県でもうチェーンが伸び始めたので、結局はアストロプロダクツでレンチとチェーンルブを購入し、この後はマメにチェーン張りと注油を実施しています。

タコメーター
岩手のあたりでバイクのタコメーターが振れなくなりました。最初はなんだか指針の揺れが大きいなと思っていたらその内明らかに低い回転数を指す様になり、最終的には全く振れなくなりました。
まあ速度計は正常なので走るには問題なく、帰宅までこのままの状態でした。
まだ原因調査中ですが、どうやらメーターそのものが壊れている様です。

エンジン音
なんだかエンジンのガシャガシャ系の音が大きくなった気がします。オイル交換でマシになった気もしますが、カムチェーンかタペットが緩んでいるのか、そんな感じの音です。旅先で簡単にメンテナンスできそうにないし、下記の和歌山のバイク店でも「こんなもんちゃう?」的な意見だったので結局はそのまま走りました。

エンジンオイル
和歌山に来た時点で走行距離6000Kmに達しており、そろそろオイルを替えないといけないなーと思っていました。四国に渡るフェリーの出港までに1.5時間程の待ちがあったので昼食を吉野家でさっさと済ませ、最寄りのバイク店で出港前にオイル交換ができるかと聞いたら可能との事。古いオイルは真っ黒で交換後は調子よくなりフェリーに乗りました。エンジンのガシャガシャ音もマシになった気がします。

テールランプ・ポジション球
種子島から戻ってきてテールランプとポジション球が切れているのに気づきました。
最近のバイクはメインのライトが常時ONなのでポジション球はないのかもしれませんがCBF125TはライトをOFFできるためかポジション球が付いています。まあ普段は無くても困らないのですが。
一方テールランプの方は絶対必要ですが、いつから切れていたのかは分かりません。種子島から帰ってくる夜間走行時にも切れていたのかもしれません。
なお両方共手持ちの球(いつのか分からない)があったので交換しました。

タイヤ
北回りから帰ってきた時点でオドメーターが22000Kmを超えており、リヤタイヤは完全に交換すべきところまで来ていました。フロントも変える方が良さそうですがもう少し持つかなーといった感じです。とりあえず種子島回りの前にリヤだけ交換しました。

リヤ。もうヤバいです。
フロント。これもそろそろ交換でしょう。

日本をぶらっと旅してきます。〜その10 種子島編〜

フェリーで北海道に渡り、そこから熊本の自宅まで走って家に帰り着いてから10日程たちましたが、やはりこの後は南に向かいます。
しかし前回書いた様に沖縄は遠い割にバイクで走れる距離が短い(イメージです)のでまたの機会にとっておく事とし、今回は種子島に向かいます。

その前にリアタイヤはもう溝が無いので交換しておきたいです。このCBF125Tは外車(というと聞こえがいいですが激安中華製バイク)にあるあるで、サイズの合うタイヤがあまりないのです。このあたりは別に書きたいと思いますが、とりあえずは後輪だけ交換しました。

リアタイヤ ティムソン(中国メーカー)のTS629

36日目(9/24)

種子島にバイクで行く場合、鹿児島からフェリーに乗る事になります。フェリーには「はいびすかす」「コスモライン」の2社があり、「はいびすかす」は夕方18:00出港→21:40に種子島着、一方「コスモライン」は朝8:40出港→12:10到着です。今回は鹿児島市で前泊し8:40出港の「コスモライン」に乗るパターンで行きたいと思います。

という事で初日は鹿児島市までざっと5時間程の行程なので昼前に出発して八代→出水→さつま町→鹿児島市のルートで向かいます。

出発してすぐハンドルに取り付けてあるGoPro(Session5)が落ちかけている事に気づきました。いつのまにか止めネジが緩んで脱落した様です。出発してすぐといっても取りに戻るとロスが大きいのでホームセンターナフコ富合店でM5x20mmの化粧ねじを購入。ツマミがギリギリ当たりますが何とか固定できました。

白いツマミの化粧ネジを購入。

途中さつま町から鹿児島市に向かう峠の標高が高かったんでしょうか、案外寒くて上着を着るかどうか迷いながら走っていましたが結局着た後すぐに標高が下がって暑くなるという、よくあるパターンでした。しかしなんとなく風邪ひきそうな気配になったので鹿児島市で風邪薬を買っておきます。

桜島が綺麗です。

この日はフェリー乗り場を確かめた後、鹿児島市のホテルタイセイに宿泊しました。


37日目

朝から雨です。雨装備でフェリー乗り場に向かいます。
予報が晴れになっている日を選んだはずなのに・・・
フェリー「コスモライン」の乗り場は前日確かめたつもりですが思っていた建物は別のフェリー会社のものでした。そこで別会社の人に教えてもらった乗り場に行ったのですが良く分かりません。係の人に聞くと「あそこのプレハブ」と言われたのですがこれでも良く分からず。結局写真の様なコンテナハウスが受付になっていました。(周囲の貨物と見分けがつかない・・・)

まあフェリーに乗れたのでヨシとします。バイクは自分を含めて2台だけ。

そして種子島まで3時間半。ゴロゴロしている間に到着です。
雨は止んでいましたが、走り出すとまた降ってきました。そして中種子町まで来たあたりで雨は上がった様です。
昼食に横浜家系ラーメン翔(たまに聞くけど家系が何か分かっていない)で食べてカッパを脱ぎます。

ところで何か所かにこの様な看板が立っています。大型特殊トレーラーというのはロケットを運んだりするアレですよね?たぶん。9月27日は帰宅予定の日ですが一日伸ばそうか、どうしようか・・・

そして今夜のキャンプ地を「宇宙ヶ丘キャンプ場」「前之浜キャンプ場」のどちらかに絞ろうと考えています。まず宇宙ヶ丘キャンプ場に行ってみるとこんな感じの広い芝生になっていました。今のところ誰もいません。

次に「前之浜キャンプ場」に行ってみます。こちらは砂浜にテントを張るか、草がだいぶ深くなったところに張る感じですね。ここにも誰もいません。
今夜のキャンプ地ですが前之浜は海ベタのせいか風が強いし、町への買い出しにも近い宇宙ヶ丘にしましょう。

・・・と今夜の寝ぐらを心に決めておき、まだ時間があるのでJAXA種子島宇宙センターに向かいます。
宇宙科学技術館というのを見学したかったのですが、ちょうど定休である月曜日でした。明日もう一度来ようと思います。

とりあえず実物大H2ロケットを見たり・・・

発射場の写真をとって・・・

そして宇宙ヶ丘に戻りテントを張りましたが、やはり他に誰もいないですね。今日は貸し切り状態です。
米を研いで水に浸している間に南種子町Aコープで買い出し&河内温泉センターで入浴してきます。
温泉センターでタオルを忘れたことに気づき購入したらこんないい感じのタオルでした。

38日目

今朝は雨は降っていません。
宇宙科学技術館は9:30オープンなので少し時間があるので島間港(しままこう)に行ってみます。もしロケットが到着するならここに着いて前述の大型特殊トレーラーで宇宙センターまで運ぶらしいです。ネット情報によると港に到着した当日に運ぶそうなので、昨日見た看板の通り9月27日に運ぶのなら今日(9月26日)はまだ着いていない筈ですが、どんな所か一応見ておきます。
まあ予想通り現時点は目ぼしいものはありませんでした。(また少し雨が降って止んだ)

その後なんとなく種子島最南端の門倉岬に向かいました。
しかし種子島はどこも海がきれいですねぇ。

そしてイイ感じの時間になったので宇宙科学技術館へ。

LE-7エンジンを見たり・・・

無重力を体験したり・・・(ウソです。そんな風な写真がとれるだけ。)

ここで聞けば明日ロケットが搬入されるのかが分かるかもしれないと思って受付のお姉さんに聞いたのですが、その情報は持っていないとの事でした。

そして売店へ。先日つくばのJAXAで買ったステッカーが福井県のあたりで剥がれてしまったので同じものがあれば買おうと思っていましたが無かったです。代わりにTNSC(種子島宇宙センター)印のステッカーを購入しました。(あらためて無くす前の写真を見直したらTSUKUBAと書かれたステッカーでした。そりゃ種子島では売ってないですよね)

宇宙科学技術館から出ると昼飯時だったのでJAXAの食堂に行ってみます。部外者も食べられるのです。

こんな景色を見ながら・・・

日替わり定食・・・

午後は釣りをしてみます。砂浜が多いのでキスの投げ釣りを・・・といっても長い竿をバイクに積むのは厳しいのでバス用スピニングロッドしか持ってきておらず、軽いオモリでチョイ投げをしようと思っています。
ところがゴカイ等の虫エサが手に入りません。どうやら種子島では虫エサはメジャーではない様ですね。でも最近はゴカイルアーがあり、これなら売られていたので試してみます。

エサも決まったのでポイントを探しましたが、案外イイところがないんですね。チョイ投げしかできないのでなるべく堤防から。また風が強いとマトモに投げれないので風の裏になる場所で、と考えると限られてきます。暫く迷った末、長浜という砂浜近くの漁港で釣り始めました。が、全くアタリなし。
そこで砂浜に移動しますが遠投できないので苦戦し、結局のところボウズでした。
もうちょい情報も含めて準備が必要でしたね。

テントは宇宙ヶ丘に張ったままなので今夜もここに泊まります。今日はもう一人、福岡から来られたライダーがおられ、この方はあした屋久島に渡って山に登るそうです。

39日目

さてロケットの輸送があるのなら一日伸ばして見学しようかとも思いましたが昨日までの情報では今ひとつハッキリせず、JAXAのホームページを見ても近々打ち上げる予定が見当たらないので、予定通り本日出発して熊本に向かいます。
中種子町から西之表市の間、来るときは島の西側を通ってきたので帰りは東側を通ることにしました。でも思ったほど海が近い道ではなく山中の道が多かったですね。途中にはXX遺跡というのが集中してあります。特に詳しく見たわけではないのですが。

そして西之表市に到着。
来るときは「コスモライン」というフェリーでしたが帰りの出港時刻が13:45で鹿児島着が17:25なので到着したらもうあまり動けない時刻になります。一方「はいびすかす」だと出港11:00→到着14:40なのでまだ動く時間があります。よって帰りは「はいびすかす」を利用することにしました。

「はいびすかす」の西之表港での受付所もこんな建物でした。

またこのフェリーは貨物船の雰囲気が濃厚で、これらのコンテナは乗客の車が乗るのと交互にものすごい勢いでフォークリフトが積み込んでいきます。

バイクの固定もこのロープ(というかヒモ?)一本。今まで乗ったフェリーの中で最もシンプルです。

ところで乗船してから気づいたのですが、11:00~14:40まで船内にいるのに昼食のことを考えていませんでした。ほかの乗客は弁当持参の方が多い様ですが私は何も持たずに乗ってしまったので船内にあったカップ麺の自動販売機で済ませました。
あとはゴロゴロしながら下船後の行動を考えます。どこかで一泊して翌日ゆっくり帰るか、熊本まで一気に帰るか・・・。恐らく下船は15:00頃になるだろうから明るいうちにテントを張れそうなキャンプ場は限られてきます。一方熊本まで一気に変えると最後は夜間走行になりますが、八代あたりまで行けば周囲も明るいので問題ないでしょう。

という事で予定通り15:00頃に下船し、往路とは別の道を通りたかったので1時間程長くなりますが姶良市→えびの市→人吉市→五木村→八代市→合志市のルートで帰りました。途中八代市の直前で日が暮れましたが予定通りそこから先の国道3号線は明るいのでゆっくり夕食(味千ラーメン)を食べてから、21時頃に帰宅しました。

もう少しで八代なのだが日が暮れそう・・・

今回は北側方向へのツーリングに比べると短めの3泊4日で完了でした。



日本をぶらっと旅してきます。〜その9 自宅に到着〜

34日目(9/13)

今朝も朝露でテントはびしょ濡れでした。朝でも日によってはカラッとしている時もありますが、湿度とか寒暖差で決まるのでしょうか?

取り敢えず今回もテントは荷台に括り付けて走ります。

最初に向かうのは須佐ホルンフェルス。

砂岩とか泥岩がマグマで熱せられて性質が変わったのがホルンフェルスだそうです。
ここでは白い砂岩と黒い頁岩が交互に重なった崖が見られるのです。

駐車場に到着。ここから海に続く道を降りていきます。というか、既に道から見えていますね。

近づくと・・・ハッキリと白黒になっています…

ホルンフェルスという名前はこの岩を割るとツノの様な形に割れることからホルン(角)フェルス(石)という名前だそうです。多分この表面の事なのでしょう。

その後、角島大橋に向かいます。よくテレビで見るこんな橋ですね。

そして下関、およびその先の九州に向かって走ります。下関に近づくと遠くに九州がみえてきました。久しぶりですねぇ。

ところで関門橋は高速道路なので125ccのバイクは通れません。その代わりに関門トンネルなら通ることができます。通行料は20円。このトンネルから海底のそのまた下を通るのですね。

トンネルの中はえらく暑くて、35℃に近いんじゃないですかね。まあ時間が短いので絶えられますが。

そしてとうとう九州に戻ってきました。

ひと月ちょっと振りに九州上陸です。
しかしそろそろ夕方も近づいているので目星をつけていたキャンプ場に向かいます・・・と思ったのですが、もう一度ネットで調べると駐車場から30分ほど山を登らなければならない場所だそうです。それはちょっと厳しいですね。トンネル出口の近くなので一応見に行ったのですが、やはりその様なのでここは諦めます。

という事でほかのキャンプ場を調べたのですが、すぐ近くのところは一泊3500円との事。そうこうしている内に雨が降り出しました。天気予報を見ると翌日も降りそうなので今日はホテルに泊まる事にします。予約したのは行橋市の「ビジネス&サイクルホテル ベル」(一泊4500円)。キャンプで3500円、ホテルで4500円だったらホテルに泊まりますよね。
ホテルに向かう途中にハンズマンの看板が。ハンズマンは主に九州に展開するホームセンターなのです。戻ってきた感がありますねー。


そんな感じで「ビジネス&サイクルホテル ベル」に到着。こちらはサイクリスト歓迎の宿らしく、部屋の中に自転車を置くスペースもあったりします。

流石に125ccのバイクを部屋に置くのは無理ですが、玄関の軒の下に置かせていただきました。

35日目

予報通り朝から雨です。もうちょっとマシかと思っていましたが本格的に降っています。
特に長崎地方には線状降水帯ができて大雨になっているらしく、ならば反対側の大分方向を通って帰ろうと思います。距離的には真ん中の日田市を通っていくのが近いのですが、折角なので行きとは違う道を通りたいという考えもあるのです。

行橋から大分方向に走り、宇佐市で右に折れて安心院町から湯布院に向かいます。

途中、山の中で気づいたのですがガソリン残量計が空っぽなのです。朝の内に給油しようと思っていたのにすっかり忘れて安心院と湯布院の中間付近まで走ってしまいました。ここから湯布院までは20Kmちょっとあり、安心院に戻れば若干短い距離でガソリンスタンドにたどり着けます。
前に給油したのは今治市で しまなみ海道を渡る直前に満タンにしており、それから500Km以上走っています。なおこのバイクは計算上600Km弱の航続距離がありますが、広島の聖湖でキャンプした際、ガソリンコンロ用にざっと300mlほど抜いたんですよねー。戻るか進むか、ちょっと迷いました。
しかし最悪はガソリンコンロのタンクに500ml程度は入っているので、これをバイクに戻せば30Km弱は走れるはず。という事で先に進むことにしました。
結局のところガス欠もせずに湯布院に到着して給油。タンク容量10.8リットルに対し10.0リットル入りました。昨日300ml抜いたとすると残りは500ml。このバイクはやたら燃費が良くて60Km/l弱は走ります。よってあと30Km弱は走れたはず・・・だと思います(たぶん)。

まだ雨は止みませんがガソリン満タンなので安心して先に進みます。Googleナビはここからでも日田に向かうルートを示しますが、やまなみハイウェイ経由で阿蘇を通って帰ろっかなー。

と、九重のあたりは標高も高くなり、雨の中を走ると寒くなってきました。手足がしびれた頃に瀬の本レストハウスに到着。この頃には雨も止み、温かいものを食べて人心地が付きます。

ベンチで食べていると、どこかのオッサンが現れ、「どこからやってきた」とか、「ワシもバイク乗ってんねや」とか、この旅で何度となく交わした会話をして去っていきます。結構バイク乗りは多いですね。

雨も上がって路面も乾き始めました。だいぶ温まったので出発します。
引き続き やまなみハイウェイを進み、ミルクロードとの交差点で右折します。
この辺までくれば普段の行動範囲なのですが、なんとなく大観峰で止まって写真を撮りました。

大津町まで下り14時半頃、無事自宅に到着しました。

以上で一か月を超えるツーリングは一旦終了です。
日本一周という事ならば熊本の南側に行っていないですよね。このあと当初は沖縄を考えていましたが25時間も船に乗っても到着後に走れる範囲が限られているので躊躇しています。むしろ種子島とかロケット発射場もあっていいんじゃないかと考え中です。

日本をぶらっと旅してきます。〜その8〜

29日目、30日目と神戸の実家でゴロゴロしていました。

31日目(9/10)

神戸を出発し、和歌山からフェリーに乗って徳島に向かおうと思います。高速道路を走れるなら淡路島経由で渡れるのですが、125ccのバイクでは四国に渡る方法が限られるのです。
大阪は車が多くて抜けるのがなかなか大変です。まだまだ暑いですしね。


和歌山港に到着した時点で出港までに少し時間があったので昼食の後、近くのバイク店でエンジンオイルを交換してもらいました。熊本を出発してから6000Km以上走っており、そろそろ変えないとヤバいのです。抜いたオイルは真っ黒。バイク店の人に、もっと早く変えなきゃいかんと3度くらい言われてしまいました。

フェリーが出向すると淡路島を右手に見ながら進みます。淡路島の南端に沼島(ぬしま)という島がはっきりと見えました。

実はこの島は子供の頃の憧れの島なのでした。兵庫県にありながら、太平洋の潮が当たるので、イシダイが狙って釣れる(恐らく唯一の)ポイントだという事を本で読んだのです。まあ兵庫県にこだわらなければ色々あるんでしょうけどね。子供の頃は県を出るというだけで一大事だったのだと思います。

そして徳島港に近づくと天気が悪くなってきて雨が降り出しました。

予報では翌朝まで止まないとの事。船内から徳島のホテルを予約しました。

本日の宿は徳島のパレス21ホテル(4000円)です。

32日目

朝になっても雨が振り続いています。10時頃から止む予報でしたが、その前の9時頃には結構な量の雨が降るという事なので、その前に出発します。
予定では室戸岬を経由して高知を通って仁淀川を眺めるつもりでしたが、四国の南側は雨が多く、北側はそれほどでもないという予報につき、間を取って吉野川沿いに西に登っていきます。室戸岬は諦めて三好町あたりで良さそうであれば高知、無理そうなら愛媛方向に行こうと思います。

しかし吉野川も立派な川ですねぇ。

三好町まで来た所で晴れて日が出てきました。予報ではやはり高知方面は雨。ならば高知までは南下せずに仁淀町に向かおうと考えました。
R319→R32に入り、大歩危を越えてR439へ。その後大豊町を越えて仁淀町に向かいますが、途中でまた雨が強くなってきます。気温も23度まで下がり寒いのです。仁淀川源流部に来た頃には土砂降りになっており、もう少しで仁淀町というところで挫け、R494方向に曲がり西条を目指すことにしました。本当はもう少し仁淀川の下流側を見たかったのですが源流部でも良しとします。

途中の道の駅で温かいうどん定食を食べて温まります。そしたらこんな箸袋が・・・

西条市まで来た頃には雨はポツポツになっており、今治市に入った頃には止んでいました。

今夜は今治市の桜井海浜ふれあい広場キャンプ場に泊まることにします。

33日目

今朝は朝露でびしょ濡れでした。テントが乾かないのでサイドバッグには入れず、荷台に括って走ります。

今日はしまなみ海道を渡って本州に戻る予定なのです。しまなみ海道は高速道路と並んで自転車、歩行者、125cc以下の原付バイクが通る道も併設してあります。高速道路だと5000円程するそうですが、原付道路だと500円で済むのです。

渡る前に展望台から眺めます。

そして原付道へ。

結構幅が狭いところに対面通行で、対向車もよく通るので注意が必要です。

高速道路の方は今治から尾道までずっと高速ですが、原付道は島の中は普通の道路を通り、海を渡るときだけ橋の高さまで坂道を上って渡り終えたら降りてくるようになっています。

中には高速道路からは降りられないけど原付、自転車、歩行者のみ降りられる無人島があり、そこのキャンプ場は原付の聖地と呼ばれているそうです。

昨夜はここでキャンプすればよかったな。

また最初の島、大島には村上海賊ミュージアムというのがあるので見学してきました。

その後、橋に登って降りてを何度も繰り返し、やがて尾道に到着しました。

そこから西に向かって山あいの道を進み、今日は聖湖(ひじりこ)キャンプ場にテントを貼りました。ここに到着するまではものすごく田舎の山中な感じだったので寂れたキャンプ場かと思ったら結構な数のキャンパーかいる、不思議なキャンプ場です。

日本をぶらっと旅してきます。〜その7〜

27日目(9/6)

今日は今にも降り出しそうな天気です。ホテルを出て金沢駅にむかい、家に送るお土産を買った後、この柱?みたいなモニュメントをみて出発します。

行く先は福井県立恐竜博物館。

ですが途中で雨が降り出したのでカッパを着たとき、バイクの合鍵が行方不明になっていることに気づきました。晴れている時はソーラーLEDのキーホールダーが付いた鍵を使っていますか、このソーラーLEDが防水ではないので雨の日はキーホールダー無しの合鍵を使っているのです。

もしホテルに落としてきたのならまだ30分程で戻れるので電話してみましたが、部屋には残って無かったとのこと。荷物の何処かに紛れている事を期待して先に進みます。

道中は雨が強くなった上に山越えで、道端の気温表示か20度を示しており結構寒く、数日前までの連日猛暑日がウソの様です。

そしてやっとのことで恐竜博物館にたどり着きました。

まずは暖かいソースカツ丼でエネルギーをチャージします。その後2時間ほど見学して外を見ると、まだ降ってはいますが小降りにはなっている模様。ずっとここにいる訳にも行かないので出発して東尋坊を目指します。途中、丸岡郵便局でさきほど金沢駅で買ったお土産を家に送り、カッパをぬぎました。

東尋坊はテレビで見る通りの崖で、怖くてフチまでは行けません。

そしてこの頃から日が照りだし暑くなってきたので長居はせず、さっさとキャンプ場を探します。だいたいキャンプ場を選ぶ基準は価格です。無料〜1000円以下ならよし。だんだんとキャンプ場の名前で予想がつくようになってきました。XXオートキャンプ場とか、アルファベットの名前がつくキャンプ場は4000円以上する所が多く、県民のXXとか市民のXXとかいう名前、または単純に地名っぽい名前のキャンプ場は安い所が多い様です。今回は鮎川園地キャンプ場(800円)にテントを張りました。

ここで、先日JAXAで買ったステッカーが剥がれている事に気づきました。

剥がれる前

剥がれた後

くやしいです。

でも無くしたと思っていたバイクの合鍵はウエストバッグの奥底にありました。こっちはヨカッタ。

28日目

鮎川園地キャンプ場を出発して西に向かいます。越前海岸はこんな感じの岩場が延々と続きます。

小浜市で左に折れ山に向に入っていくと京都府の美山町に入ります。この辺りは関西に住んでいた頃はよく釣りに来たのです。懐かしい川を眺めながら進みます。

美山町はかやぶき屋根の家が多く残っており、最近はそれを全面に出して観光地となっています。

そして三田市に入ります。一時期ここに住んでいたのです。少し回り道をして昔住んでいた建物を見てから神戸に向かいます。

神戸には実家があるので、2〜3日のんびりしてから先に進むことにします。