BRAVO BST12修理 その3

またゴムボート用ポンプBST12の修理の話です。
このブログに過去2回投稿しましたが・・・
BRAVO BST12修理 その1
BRAVO BST12修理 その2
この時修理したのは息子が通っていたヨットクラブにあったポンプで今回は自分のなのです。

今回、久々に自分のポンプを動作させてみるとブロアーモードは正常に動くのにコンプレッサーモードに切り替わらず止まってしまうのです。
ま、今すぐに使うわけではないのですが、壊れたとなると直したくなるのが人情というもの。
早速開けてみました。

これがコンプレッサー側のモーター。モーターに直接電源をつなぐと回るので今回はモーターは壊れていない様です。

上のリレーがRL2、下がRL1です
(回路図に落とす際に勝手につけた番号)

となると制御回路の問題かな。
基板を取り外す為、バラバラにしました。

基板の裏側・・・

ここから回路図を書きだします。もしかすると間違っているかもしれないけど、たぶんこんな感じ・・・

部品番号は適当に割り振っています。

2個のリレーの内、RL1が全体のON/OFF、RL2は2個のモーターを切り替えるのに使っている様です。
FLAPと書いたスイッチはブロアーの出口に風を受けて動作するスイッチで、空気が流れているとON,ゴムボート内の空気が満タンに近づき流れが弱まるとOFFになります。
PRESSUREと書いたスイッチはあらかじめダイヤルで設定した圧力になるとOFFになるスイッチで強制停止ボタンと直列につながっていて、どちらかがOFFになれば全体の動作が止まる様になっています。

正常時の動作としては、STARTボタンを押すとRL1,2両方がONになりブロアー側のモーターが回り始めます。ここでSTARTボタンを放してもRL1はD3→PRESSUREスイッチ→STOPスイッチを経由して電流が流れるのでONを維持します。またブロアーが回る事でFLAPスイッチがONになるのでRL2もONを維持します。
暫くしてボートに空気が溜まってくるとブロアーの流れが減りFLAPスイッチがOFFになります。するとRL2がOFFになる事でブロアーは止まってコンプレッサーが回り始めます。
その後、圧力が高まりPRESSUREスイッチが切れるとRL1もOFFになって終了するという動作になっています。

今回はブロアーが動作するのでRL1,RL2両方ONにはなっている様ですが、FLAPがOFFしたところで全体が止まってしまうという症状です。

モーターをバンバン回しながら調べるのも騒々しいのでモーターの代わりにLEDを付けてみました。

これでSTART押し→FLAP押し→START放し→FLAP放し とするとちゃんと動作してコンプレッサー側につないだLEDは点灯するんですよね。でもモーターをつないでやるとダメでRL1,2共にOFFしてしまいます。

・・・てことはモーターが回りだすことで電圧が下がってRL1のONを維持できなくなっているのでしょうかね。
配線が ヘタっているのかとか基板にクラックがあるのかとか疑いましたが根本原因にはたどり着けませんでした。モーターがヘタって始動時に大電流が流れているのかもしれません。

RL1の接点を手で動かしてやると(むき出しのリレーなので手で動かせるのです)コンプレッサー側モーターは元気に回って手を放しても回り続けるので切り替えの瞬間だけ電圧が落ちている感じなんでしょうか。

ところでRL2のコイル両端には1000μFの電解コンが付いています。たぶんFLAPスイッチのバタつきを拾わない様に時定数を持たせているんじゃないかと思います。これをヒントにRL1にも電解コンを付けて始動時の大電流をやり過ごしてやると上手く切り替わる様になりました。根本対策にはなっていない気もしますが今のところ正常動作しています。

パーツケースにあった1000μF/25Vの電解コンをこんな感じで取り付けました・・・

基板の裏にスペースがあるので他の部品には当たらないのです。

あとはフタを閉めて元の状態に戻しました。

根本原因が分かっていないのが気持ち悪いですが、取り合えずは動作しているのでこれで様子を見ます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*