29日目、30日目と神戸の実家でゴロゴロしていました。
31日目(9/10)
神戸を出発し、和歌山からフェリーに乗って徳島に向かおうと思います。高速道路を走れるなら淡路島経由で渡れるのですが、125ccのバイクでは四国に渡る方法が限られるのです。
大阪は車が多くて抜けるのがなかなか大変です。まだまだ暑いですしね。

和歌山港に到着した時点で出港までに少し時間があったので昼食の後、近くのバイク店でエンジンオイルを交換してもらいました。熊本を出発してから6000Km以上走っており、そろそろ変えないとヤバいのです。抜いたオイルは真っ黒。バイク店の人に、もっと早く変えなきゃいかんと3度くらい言われてしまいました。
フェリーが出向すると淡路島を右手に見ながら進みます。淡路島の南端に沼島(ぬしま)という島がはっきりと見えました。

実はこの島は子供の頃の憧れの島なのでした。兵庫県にありながら、太平洋の潮が当たるので、イシダイが狙って釣れる(恐らく唯一の)ポイントだという事を本で読んだのです。まあ兵庫県にこだわらなければ色々あるんでしょうけどね。子供の頃は県を出るというだけで一大事だったのだと思います。
そして徳島港に近づくと天気が悪くなってきて雨が降り出しました。

予報では翌朝まで止まないとの事。船内から徳島のホテルを予約しました。

本日の宿は徳島のパレス21ホテル(4000円)です。
32日目
朝になっても雨が振り続いています。10時頃から止む予報でしたが、その前の9時頃には結構な量の雨が降るという事なので、その前に出発します。
予定では室戸岬を経由して高知を通って仁淀川を眺めるつもりでしたが、四国の南側は雨が多く、北側はそれほどでもないという予報につき、間を取って吉野川沿いに西に登っていきます。室戸岬は諦めて三好町あたりで良さそうであれば高知、無理そうなら愛媛方向に行こうと思います。
しかし吉野川も立派な川ですねぇ。

三好町まで来た所で晴れて日が出てきました。予報ではやはり高知方面は雨。ならば高知までは南下せずに仁淀町に向かおうと考えました。
R319→R32に入り、大歩危を越えてR439へ。その後大豊町を越えて仁淀町に向かいますが、途中でまた雨が強くなってきます。気温も23度まで下がり寒いのです。仁淀川源流部に来た頃には土砂降りになっており、もう少しで仁淀町というところで挫け、R494方向に曲がり西条を目指すことにしました。本当はもう少し仁淀川の下流側を見たかったのですが源流部でも良しとします。

途中の道の駅で温かいうどん定食を食べて温まります。そしたらこんな箸袋が・・・

西条市まで来た頃には雨はポツポツになっており、今治市に入った頃には止んでいました。

今夜は今治市の桜井海浜ふれあい広場キャンプ場に泊まることにします。
33日目
今朝は朝露でびしょ濡れでした。テントが乾かないのでサイドバッグには入れず、荷台に括って走ります。
今日はしまなみ海道を渡って本州に戻る予定なのです。しまなみ海道は高速道路と並んで自転車、歩行者、125cc以下の原付バイクが通る道も併設してあります。高速道路だと5000円程するそうですが、原付道路だと500円で済むのです。
渡る前に展望台から眺めます。

そして原付道へ。
結構幅が狭いところに対面通行で、対向車もよく通るので注意が必要です。

高速道路の方は今治から尾道までずっと高速ですが、原付道は島の中は普通の道路を通り、海を渡るときだけ橋の高さまで坂道を上って渡り終えたら降りてくるようになっています。

中には高速道路からは降りられないけど原付、自転車、歩行者のみ降りられる無人島があり、そこのキャンプ場は原付の聖地と呼ばれているそうです。

昨夜はここでキャンプすればよかったな。
また最初の島、大島には村上海賊ミュージアムというのがあるので見学してきました。

その後、橋に登って降りてを何度も繰り返し、やがて尾道に到着しました。
そこから西に向かって山あいの道を進み、今日は聖湖(ひじりこ)キャンプ場にテントを貼りました。ここに到着するまではものすごく田舎の山中な感じだったので寂れたキャンプ場かと思ったら結構な数のキャンパーかいる、不思議なキャンプ場です。
