JDL2022R4 宮崎戦に参加

今年も行ってきました。JDL2022 Round4。宮崎での開催です。

JDL(ジャパン・ドローン・リーグ)は年間7戦のレースが開催され、各レースのポイント合計で年間の成績が決まるという仕組みです。この7戦は九州から北海道まで日本の各地で開催され、第4戦は宮崎開催なのです。
九州ではここだけなので、毎年1度だけ宮崎戦に参加しています。

機体

今回使った機体は昨年とほぼ同じ。ベースは息子の「お古」であるEachin製激安レース機Tyro99をベースに色々いじくった物です。

他に予備機(こちらも「お古」)も持って行ったけど
今回壊さなかったので、この1台で済みました。


また当然ながらフライトコントローラー(以下FCと略す)はHOIHOI-FC Rev2を載せています。
昨年はこのFCがマトモに動作するかドキドキでしたが、もうそこまでの心配はなくなりました。また、前回投稿した様に予備FCも準備しています。

先日作成したF722搭載のFC。
まだ実績が少ないので予備とします。

でもまぁ、いい加減な機体ですよね。ウラから見るとベニヤ板を使っていたり。。。
JDLの中の人、A2Cさんにも心配してもらって色々とアドバイスして頂きました。(昨年はプロペラを逆につけて練習フライトを飛べなかったり、今回の練習フライトでもVTXのアンテナコネクタが抜けて映像が極端に弱かったり、 色々とやらかしてますからねー。 )
こんな感じでドローンレースは初心者には優しいのです。

そして第一日目・・練習日

第一日目は練習日で5回の練習フライトが出来ました。練習フライトは予選と同じ形式なので90秒間に何周飛べるかを競います。90秒を過ぎて次に計測ゲートを追加した時の周回数が記録となるのです(同じ周回数の人同士ではタイムが早い方が上位となります)。
私が参加するオープンクラスは一番初心者向けのクラスですが上位の人は5周回ります。私は5回の練習フライトの内、ベストが3周でした。
本番では4周行きたいですねー。


いよいよ第二日目・・本番

予選は2回のフライトを行い良い方の記録が採用されます。
まず一回目スタート・・・しかし直後にゴーグルがずれてきて画像が見づらくなってきました。両手は送信機を操作しているのでゴーグルを修正する事はできません。しかしどんどん酷くなってくるので2周目の直線で速度を緩めてゴーグルを修正し、その後は良く見える様になったのですが、結局3周でゴールです。次からはゴーグルのベルトをもっときつく調整しておきます。

そして予選二回目スタート。 今回はゴーグルもずり落ちてはこないし、予選落ちすればこのフライトで終りなので後の事は考えずに速度を上げます。するとまあそれなりに飛べていますね。
という事で4周でゴール!一応本日の目標は達成です。

レースの結果

あとは結果発表待ち。この間に予選1回目の結果を見ると18人中10位でした。9位までに入れば予選突破なのであと一つ。
予選1回目は3周飛んで10位だったので、4周飛べた2回目では順位が一つ上がれば予選通過できるはず(無謀にも期待してしまうのでした)。
で、結果が発表されると結局は予選落ち。・・・順位的には10位のままで、やっぱり皆さん2回目はタイムが上がってるんですね。

あと一つで予選通過と考えると惜しいのですが、タイムを見ると9位の人との差は約7秒もあり、これから考えるとそんなに惜しくもないです。
もっと精進するしかありません。

そして・・・

という事で天候にも恵まれ、適度に風が吹いたので暑さもそこまで厳しくもなく、年に一度のお祭りが終了しました。
また色々な人と話していると新たに作りたいものが次々と出てきて、そちらの面でも収穫がありました。

会場の「こどものくに」はすぐ横が遠浅のビーチです。浜に出てみると泳いでいるレース参加者もいました。

いいとこですねー。

フライトコントローラーを自作してみる。~その16~ JDLで飛ばす。

自作フライトコントローラーの目標の一つにレースで飛ばすというのがありました。
そこで今回 JDL(ジャパン・ドローン・リーグ) 2021年Round4の宮崎戦に息子と共に参加してきました。
実は昨年の宮崎戦にも参加したのですが結果はボロボロで、今回は少しはマシに飛ばせるでしょうか? なお息子は今回本気で臨んでいます。

こんなコースです。

通常JDLは土・日の二日間あり、初日は練習日、二日目が実際のレースとなります。しかし今回は土曜日が雨(雷も!)のため中止となり、日曜日のみの開催となりました。実は中止を知らず早起きして宮崎まで行ってしまったので、初日は宮崎ドローンクラブSkyDRONEの方々と一緒に練習させていただきました。

なお私が飛ばす機体はこれ。
これTyro99というかなり安物で普通レースに使う人は見かけない機体をベースに、上側だけ載せ替えて軽量化したもので、元は息子のお古なのです。

ここに自作フライトコントローラー’HOIHOI-FC’を載せています。
がんばってくれよー(というか自分が操縦頑張らにゃならんのですが)。

緑の基板がHOIHO-FC

・・・そして日曜日。
時間を詰めて朝イチに一回だけ練習フライトが設けられる事になりました。

という事で早々に(一度きりの)練習フライトの順番が回ってきます。
スタート位置に機体を並べ、ゴーグルをつけて他の選手と3人で操縦席に座ります。そしてスタート・・・と思ったら私の機体はモーターだけブンブン回って離陸しません。なんと、プロペラ2枚を逆に取付けていたのです。やってもうた~!
他の選手はフライトしているのでコースに入る訳にはいかず、一度きりの練習フライトは飛べずに終わりです。

あとはぶっつけ本番で2回の予選フライトを飛ぶのみ。

そして予選フライト1回目。機体をセットした時に少しモーターを回して確認したので今回はちゃんと離陸しました。
操縦席の後ろで、以前我が家の工作室に来られた事のあるNONSAYAさん(井上さん)がアドバイスして頂けたので落ち着いて飛ばすことができました。
でもシミュレーターではもっとスロットルを開けれたんですがねー。実機だと辛うじて落ちずに飛んでいる程度です。結局既定の時間内にコースを2周して終了。
でもまあ、自作フライトコントローラーでJDLを飛ぶという目標は達成したので良しとしましょう。

私が参加しているオープンクラスは多くの人が規定時間内にコースを3周回ります。そして4周できれば予選通過というのが今回の目安になりそうです。
私としては次は3周を目指さねば(最初っから4周とは言わない)。

そして予選フライト2回目。
今度は先程よりもスロットルを開け気味で飛んだのですが、2周目の最終ゲート直前(ここって直角に曲がる初心者泣かせのポイントなのです)でフラッグに接触して墜落。リスタートして最終ゲートを通過したのですが約1.5秒足りず結局2周で終了です。

以上で私のJDL2021 Round4は終了しました。

息子はというと、9人が予選を通過できる内の8位で何とか準決勝に進んだ様です。
そして準決勝も他の選手がミスってくれたおかげで決勝に進み、この時点でオープンクラスからエキスパートクラスに昇格決定!
決勝戦ではもう飛ばすしかないという事で何か吹っ切れた様にスロットルを開けて2周目の時点では先頭を飛んでいたのですが、煙を吐いた機体が騒ぎになった(その瞬間息子の機体かと思ったのですが別の選手の機体でした)のに動揺してクラッシュ、何とかリスタートしたのですが結果は3位で終了です。

3位なので表彰状をもらっています。

結果として・・・
・自作フライトコントローラーでレースを飛べた。
・息子はエキスパートクラスに昇格した。
という事で収穫ありとしましょう。