3Dプリンタ排気

FDM方式の3Dプリンタは動作時に樹脂の細かい粒子が発生し、吸い込むとあまり体によろしくないそうなので排気システムを作ってみました。

壊れた布団乾燥機を流用します。

布団乾燥機

壊れた布団乾燥機。
何かの役に立つかと取っておいたもの。

ケースを開けるとこんな感じ。主要な部品はブロアとヒーターで、これらをタイマーにより順にON/OFFするだけのもの。故障箇所はタイマーで、接点が加熱してプラスチックが溶けてしまい、ヒーターがONしなくなっている。タイマーをマイコンに置き換えてリレーで制御すれば修理できると思われるが、我が家では既に新しい布団乾燥機が稼働中なのでそこまではしません。

布団乾燥機の中身

布団乾燥機の中身。

ヒーターの配線を取り外しブロアーのみ動作可能にしています。
また、タイマー内にある同期モーターの配線も外し、タイマーのツマミをそのままスイッチとして使用します。
これを3Dプリンタの上に設置。

設置

設置

室外へ排気するため、いずれ壁に穴を開けようと考えていますが今のところ窓から出します。
ホースを買いにホームセンターに行ったところ、ダクト用は1mで1200円との事。もう少し安いのが無いかと探したら農業用品のコーナーに1m600円のホースを発見したのでこれを購入。しかし硬すぎたのでヒートガンで暖めて何とか納まる形に整形しました。

排気ダクト

これを窓枠に挟んで排気ダクトとして使います。ヒートガンで曲げた微妙なカーブがないと窓枠に納まりません。

設置するとこんな感じ・・・

稼働中。

結構な勢いで排気している。

布団乾燥機付属のホースと屋外出しホースとの間はテープで巻いている。
まだ3Dプリントはしていないので効果の程は追って確認します。