先日から取り組んでいるPIC18F14K50を使ったOpenStick Liteですが、最低限の動作をする様になってきました。
前回の投稿で書いたブートローダの「部分書込み問題」は、 非HID版(MCHPUSB版)ブートローダをPIC14K50用にビルドしてみたら案外あっさりと動作しました。 よってこちらを用いる事でまずは解決です。
ブートローダを書き込みモードに投入する方法はPIC18F2550版とは少し変えています。
PIC18F2550版ではRC2をLに落としながらリセットまたは電源投入をしていましたが、PIC18F14K50ではピン数を節約するためコンフィグビットの設定でMCLR端子を入力ポートに割り当ててしまいました。ブートモードに入れるにはMCLR/RA3端子をLに落としながら電源を投入します。
またブートモードを表すLEDもなくした事で入力ピンは13本確保できました。LEDがないのは少しわかりずらいのですがMyBootOS上に接続した旨の表示がでるのでいいかなと思っています。
もしLEDは必須じゃ!と思われる方がおられたら、このブログに(なるべく早めに)書き込んでくださいな。
入力ピン全13本を使ったジョイスティックを生成してみました。
このあたりがLite版での最大規模ですが、今まで私が作成した中ではフライトヨーク以外は事足ります。
書き込みツールはMybootOSをそのまま使用しています。微妙なところがPIC18F2550用のままですが書き込み自体は問題ありません。
コントローラとしての機能を設定するOpenStickConfigについてはLite版を作成中です。まだピン設定の表示が未対応ですがデータは生成できています。 今は原版とLite版は別ツールになっており、できれば一つに統一したいところです。
またPIC18F2550には、アナログピンより小さい番号の入力ピンをデジタルピンに割り当てられないといった制約があり、このあたりが面倒でピン割り当ては固定的に生成していました。
しかしPIC18F14K50にこの制限はないのでピン割り当てを自由に設定できるツールにしたいなと考えています。
・・・こんな感じで取りあえず動き始めたのですが、もう少し細かいところを修正/確認してから公開したいと思います。