パタパタ時計

大人の科学最新号、付録の電波時計が面白そうだったので購入して組み立てた。

大人の科学 電波時計

大人の科学 電波時計

電波を受信して正確な時刻に校正し、「パタパタ式」の表示が進んでいく。
しかしパタパタが切り替わる時の音がかなりうるさく、このまま実用にするのは難しい。
ところでこの時計のパタパタ機構はFA-130サイズのモーターに通電するとギヤの歯1枚分だけ進む仕掛けになっており、なかなか良くできている。 眺めているとパタパタ機構を作ってみたくなった。 ただしこのままの機構で自作するのは難しいので、ステッピングモーター使う事にした。

で、作ってみたのがこれ。 全て手持ち部品で作成。

パタパタ1

パタパタ機構1

ステッピングモーターは基板切削CNCでも使ったST-42BYG020を使用。パタパタのドラム部分はAutodesk123Dで描いてRepRapで出力した。 パタパタする文字盤は時計だと60枚も必要だが、今回は実験という事で8枚で作成。文字盤自体は厚紙(古い卓上カレンダー)を使用。
コントローラはArduino UNOを使って、PC上で1~8の数字キーを押すと仮想COMポート経由でArduinoに伝わり、ステッピングモーターを制御して対応するページを表示する様にした。
基準位置を検出する必要があるのでマイクロスイッチを取り付けた。

パタパタ2

マイクロスイッチを3mmなべネジの頭が押すところ。(ちょっと見にくい)

 

動作中の動画をアップしてみた。
やはり動作音がやかましい。 基板切削CNCで作ったマイクロステップドライバに変更すると静かになると思う。

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