前回の続きでpronsoleの中を調べています。まだよくわからない部分も多々あるのですが、まず1番の疑問としてGコードのロードになぜ時間がかかるのか、またどこにロードしているのかについては、どうやらPythonの配列に全てのコードを読み込んでいる様です。という事はメインメモリーに取り込んでいる事になります。但し時間がかかっているのは読み込みそのものではなく、その後にレイヤー数や実行時間を計算する部分の様です。という事は実行時間表示を諦めたらロードが早くなってサクサク動くんではないかと期待し、そのうち試してみたいと思います。
LCDコントローラ検討
そもそもは制御PCをどうするかという話でしたが、LCDコントロールパネル+SDカードでも良いんではないかという気がしてきました。これまた世の中では当たり前なのでしょうけどウチでは今までPC接続でしか動かした事が無かったんです(このあたりが世の中から周回遅れなのです)。
手持ちのLCDで丁度良いのがなく、Aliexpressをみたら¥1031-でこんなのがあったのでポチりました。ロータリーエンコーダやSDカードソケットまでついて送料無料です(今見たら若干値段が変っていましたが)。
そして随分と早く、9日間で到着。
開封・・・
接続
早速接続します。配線は本体と変換基板をケーブルでつなぎ、変換基板をRAMPSに挿すだけです。
そしてMarlin側は次の4箇所のコメントを外しました。
#define REPRAP_DISCOUNT_FULL_GRAPHIC_SMART_CONTROLLER ←接続するコントローラのタイプが「Discount Full graphic controller」である事を示す。 #define REVERSE_ENCODER_DIRECTION ←ロータリエンコーダの回転方向を逆にする。 #define SDSUPPORT ←SDカードを使用可能にする。 #define LCD_LANGUAGE kana ←表示をカナ表示にする。 #define INDIVIDUAL_AXIS_HOMING_MENU ←各軸単独でHOMINGする為のメニューを追加する。
電源投入
そして電源を入れると・・・
事前の情報でSDカードに保存するGコードは8+3形式のファイル名でないとダメと聞いていたのでこの通りに作成し、余っていた128MBのSDカード(128GBではなく128MB)に入れてみましたが・・・ファイルを見つける事が出来ません。そこで8GBのSDHCに入れたところ問題なく読み出せました。今どき128MBは想定外なのでしょうか? ま、しかしこれで問題なくプリントできます。
取付け
本体に取付ける為、Thingiverseから適当なケースを落としてきてプリントしました。そしてケースに入れてねじ止めすると、画面の真ん中あたりの横一列に表示の欠損が発生しました。
改めてケースから外してみると正常に表示できます。どうやらサイズギリギリにプリントしたケースに基板を押し込んだ為、応力が加わりディスプレイの配線が接触不良をおこしているのだと思います。 そこでケースを少し削って余裕を持たせたら正常に戻りました。
そして本体に取付け。
おー!いい感じです。
そして・・・
元々1号機があった場所に置いてみました。
手前からレーザー加工機、3Dプリンタ2号機、基板切削用CNCです。
結局のところ、まだRaspberry piは繋いでいません。
なんだかこのままSDカードだけでで行ってしまいそうです。