ESC DR-20Aのファーム書換え

以前購入した激安ESC DR-20Aのファームを書き換えてみました。

まず最初に現状がどうなっているかを見ます。
FCのモーター端子2~3に接続してBLHeliSuiteで・・・
ん?現状のファームウェアはErased or unknownとなっていますね。一応パッケージにはBLHeliと書いてあるんですけど・・・
これだとどのファームを書けば良いのかわかりません。

ならばESCの基板を眺めまわします。
ラベルを剥がすと・・・

表側
裏側

この写真を基にBLHeliがサポートするボード一覧のページ(どこだったか忘れた)と比べるとソックリのボードが載っていました。そこにはDYS SN20Aというファームを使えと書いてあります。

追記:本家ページのこの資料を見てました。33ページのところ。
 ↓  ↓
https://github.com/bitdump/BLHeli/blob/master/Atmel/BLHeli%20supported%20Atmel%20ESCs.pdf

ではDYS SN20Aを書き込んでみます・・・が、DYS SN20Aにも3つありますね。
とりあえず DYS_SN20A _MAINを選んだらメモリー不足っぽいエラーがでました。そこで DYS_SN20A _ MULTIを試すと書き込み成功。

追記:MAINはヘリコプターのメインローター用、TAILはテールローター用、MULTIはマルチコプター用との事です。
 ↓  ↓
https://github.com/bitdump/BLHeli/blob/master/Atmel/BLHeli%20manual%20Atmel%20Rev14.x.pdf


書込みが成功するとこんな画面となります。


モーターを繋いで回してみると動作も正常だったので3個とも書き込みました。

これで謎バージョンだったファームを最新に上げる事が出来ました。

ところで、なぜバージョンを上げたかったのかというと、回転方向をBIDIRECTIONに設定したかったから(謎バージョンにはこの選択がないのです)。こうするとスティックの中点をモーター停止、上を正転、下を逆転にできるのです。息子はこれで水中ドローンを作ろうとしています。

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