令和8年熊本地震のRTK基準局への影響

先日の7月28日に大きな地震が発生しましたが、自分や家族は無事です。
10年前(2016年)の地震では屋根の瓦が落ちて修理が必要だったり雨漏りしたりと色々ありましたが今回はそこまでの被害はありませんでした。

自宅のRTK基準アンテナの座標が気になる

なのでこうして呑気にブログを書いていられるのですが、ひとつ気になっている事があります。
それが先日稼働させたRTK基準局の座標は影響ないのか?」です。
これまた呑気な話題ですみません。

報道を見ていると断層が数10センチとか1m以上ずれたという話を聞きます。
Cmレベルの測位をするのに基準が大きくずれたら影響しそうですよね。

国土地理院の電子基準点

以前自宅のアンテナ座標を調べた時国土地理院の電子基準点のデーターを貰いましたが、地震後に公式サイトを見ると下の様に基準点成果の公表停止とのアナウンスがありました。
令和8年熊本地震に伴う基準点成果の公表停止について

そして地震後間もない頃にデーター提供サービスの地図を見ると赤色表示の基準点も見られましたが、今見ると全部緑色になっているのは復旧したって事なんでしょうかね?

※2026-09-07追記
これを書いた時点では良く分かっていませんでしたが、「基準点成果」というのは公共測量等に使う基準点としての座標で、この公表を一旦停止したという事みたいです。
8月14日に改訂版が公開されています。

電子基準点の位置は変わっていなんですかね?
熊本局のデータをダウンロードしてRINEX形式のファイルヘッダを見ると下の様な行があります。これECEFという地球重心を原点とする座標で電子基準点の位置を示しており、単位がmなので、3月のデーターと比べて最大でも1mmしか違いがない様に見えます。

今回(8月11日):
-3502497.8301 4062727.0826 3439309.0622 APPROX POSITION XYZ

前回(3月21日):
-3502497.8297 4062727.0823 3439309.0632 APPROX POSITION XYZ

※但し国土地理院サイトのQ&Aにはこういう記載があり、正確な値は日々の座標値等を見る様にと書かれているので正確にはそちらを見るべきでしょうけど。

※2026-09-07追記
日々の座標値を見て色々とハマった件を投稿しました。
https://www.hoihoido.com/blog/rtk_and_rover_4/

とにかく再測定してみた。

前回同様、自宅アンテナの座標を調べてみます。
2~3時間データーを取り、電子基準点熊本局のデーターをダウンロードして座標を求めたところ下の様なプロットで、FIX時の座標を平均すると・・・
前回と比べて緯度:-22.1mm経度:+5.3mm高度:-10.6mmでした。


まあ誤差範囲でしょうし、少なくとも自分の用途では問題ないです。

One thought on “令和8年熊本地震のRTK基準局への影響

  1. Pingback: RTK基準局の座標について考えていたら深みにハマった件 | ほいほい堂blog

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