また謎が発生
前回、CO2レーザーの出力を0にした時にもレーザーが漏れ出るという問題で、下図の47KΩを少し下げて対策したのでした。

この時、出力設定を17%程度にしたあたりからレーザーが出始める様になったので、もう少し調整して0%に近い所から出る様にしようと考えました。
前回の対策では47KΩを下げる為に220KΩを並列に接続した事で合成抵抗を38.7KΩにしていました。実はこの場合のざっくりした計算では5%程度からレーザーが出始めると見込んでいたのですが大きく違います。こうなるとカットアンドトライで並列抵抗を大きくしてみるしかありません。そこで510KΩとか1MΩを付けてみたのですが・・・出力開始点が少ししか下がってこないのです。
なんか変です。そこで並列抵抗を外して元に戻したところ、これでも10%程度からしか出てきません。
そもそも0%でもレーザーが出てしまうという問題だったのですが症状が消えてしまったのです。
なぜ?
やった事といえば電源をバラして下の写真の様に抵抗をハンダ付けしただけです。

この2点のハンダを溶かし直した事で何かが変わったのでしょうか?
そこで改造前の写真を丹念に拡大していくと・・・なんかこのハンダ付け怪しく見えませんか?

今となっては確かめる術がありませんが、ここが接続不良で数KΩ高くなっていたとしたら辻褄が合います。
本来47KΩのところが少し高めになり、そのため1IN+の電圧が僅かに下がります。するとアンプ1の出力が少し下がってレーザーをOFF出来なかったと。。。そこに抵抗を並列に付ける時にハンダを溶かし直したので接触が回復して本来の値に収まったと。。。
真相は分かりませんが現時点は元の抵抗値のままでレーザーをOFFにでき、出力開始点は10%程度になっており、多分これが本来の姿です。
うーん。何だったんだぁ?