今年6月から航空法が改正になるので100グラム以上のラジコン機は機体登録が必要になります。
この機体登録って6月以降に新規登録するとリモートIDという機器(でもまだ実物が世に出ていないっぽい)を積む必要がありますが、今の内に登録すれば3年間は免除なのです。 これには色々と言いたい事もありますが、体制をひっくり返せる様なエネルギーもなく、まずは所有する機体を順次機体登録しているところです。
大モス
で、下の写真の機体、ムサシノ模型のモスキート・モスを電動に改造したモノで私が初めて飛ばした機体なのですが、熊本地震の時に翼が壊れたままになっていました(本棚の上に乗せていたら揺れた拍子に本棚の裏側に落ち込んでプレスされたのです)。
なのでもう登録はしなくていいかと思っていたのですがそれも悲しいので応急修理して登録しました。

ウチでは「大モス」と呼んでいる。
小モス
そして次の写真の機体。これはバルサとスチレンペーパーで作った1/2サイズのモスキート・モスですが、コイツが120gなのです。
これもこのままだと機体登録が必要なんですね。100gという制限はちょっと厳しすぎるなぁ。

「小モス」と呼ぶ。
これはできれば登録せずに済ませたいです。という事でU99(アンダー99グラム)を目指して軽量化してみました。
変更したのは次の点・・・
・モーターを2205→1105に変更。
・バッテリーを380mAhの2セルパック→Tiny用300mAhx2本に変更。
・サーボを4gタイプ→1.xグラム(公称値わすれた)品に変更。
・受信機をPWM出力→SBUS出力+PWM変換基板に変更。
・サーボコネクタを使わず直結。
その結果が次の写真で98gです。脚を除けば93gに収まります。


飛ばしてみる・・・
機体サイズに対してパワー不足は感じません。でもやっぱり風には弱いですね。今までも弱かったけど軽量化するともっと弱くなった気がします・・・まあ98gじゃ仕方ないか。
各部の写真・・・

ちょっと径が大きすぎる気がする。


SBUS→PWM変換基板でサーボに接続。
変換基板はこの時作ったモノ(基板は再設計)。
サーボコネクタは使わず直結。

最後に、今まで使っていて取り外した部品。

(ホビー用パーツを売っていた頃の)
これで今後も気兼ねなく飛ばせます。