ドローンをいじっていると色々とパーツが増えてきます。SBUS出力の受信機もそうなのですが、ふと思い立って固定翼の飛行機に普通のサーボを積もうと思うとPWM出力の受信機がないのです。
そこでSBUSからPWMに変換する基板を作ってみました。
まずシリアルポートが複数あってデバッグし易いArduinoMEGAを引っ張り出してきます。SBUSの受信は何度もやっているのでソースをコピペし、沢山定義したサーボ出力に値を渡せばファームは出来上がりです。
その後ArduinoUNOに移しても問題なく動作しました。
そして基板化。
私が作る飛行機は大抵スチレンペーパー製の小型のものなので基板もなるべく小型がよいです。そこで最近はリフロー炉も稼働した事だし、中華格安メーカーに表面実装の基板を発注しました。マイコンには0.5mmピッチQFNパッケージ(リードがないやつ)のATmega328MUを使います。
という事で面付けして全部で120枚分の基板ができてきたのですが・・・・・
シルクデータを含めるのを忘れていました。
更に0.5mmピッチのところソルダーレジストが載っていません。一瞬基板メーカーにヤラれたか?と思いましたが仕様を見るとレジスト幅は最小0.4mmという仕様でした。0.5mmピッチでリード幅もあり、どう考えてもレジスト幅は0.4mmには収まりませんよね。
そういえばフライトコントローラーを作った時、わざわざレジスト幅が細かいメーカーを選んだのでした(でもそのメーカーは面付けすると価格が上がるのです)。
とりあえず比較的上手くレジストが載っている基板を選んで(120枚もあるので中には上手くいっているのもあるのです)部品を実装しました。
そしてArduinoUNOを使ってブートローダーを書き、FT232RLを使ってファームウェアを書きます。
ピンヘッダを付けて完成!
12chまで出せます。6chまでは3pinのピンヘッダで、残り6chは信号だけ出しています。
息子が製作していた機体に積んで飛ばしてもらいました。特に問題なく飛んでいます。